松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇県西部で暴れる(松田町、大井町、山北町)

2017-03-02 | 5.同行二人
 連れ合いの誕生日に、松田町、大井町、山北町の県西部で暴れた。

 ちょうど時間が空いたので、誕生祝(?)を兼ねて温泉に行くことにした。

 まずは、松田町の桜見物。ここの西平畑公園には、河津桜が植えられていて、一度行きたいと思っていた。桜まつりは、まだ続いているが、さくらは葉桜になりかけで、1週間くらい遅かった。むしろ菜の花が新鮮できれいだった。公園にあるハーブガーデンの3階で、食事とお茶を楽しんだ。

 この日の宿は、大井町のある、いこいの村あしがらに泊まった。いこいの村は雇用保険を財源とする総合福祉施設ということで、公共施設で、温泉もある。値段から見て、手の込んだ料理は望めないが、そのつもりなので何の不満もない。ただ残念だったのは、富士山を望める大きなお風呂という触れ込みであったが、うす曇りで、富士山が見えなかったことである。宿の隣は、ゆめの里という里山が整備されていて、ここはまだ早咲きの桜が残っていて、ゆっくりと散策できた。大井町というと第一生命の本社ビルが有名であるが、実は農業が盛んなまちであることを初めて知った。

 翌日は、山北町にある洒水の滝にいった。実は、ここに来るのは40数年ぶりである。連れ合いと付き合い始めたころ、デートに来たことがある。日本の滝百選に選ばれる、きれいな滝であるが、冬ということもあり、観光客は私たちだけだった。この滝の前にある滝不動尊常実坊に、寄ってみると、お寺の方が、お堂の中には、洒水の滝で百日間の荒行を積んだ文覚作の不動明王像(石刻坐像)があり、とてもよいものなので、中をのぞいてくださいと声をかけてくれた。

 中に入ってみると、ちょうど護摩を焚いている最中であったが、なかなか見事な不動明王だった。しばし話になり、40数年前の話になり、その時は「このお堂はどんな感じでしたか」と聞かれた。正直、記憶がないので、「その時は、彼女ばかり見ていたので、覚えていませんでした」と答えたら、大うけで、さらに話が盛り上がった。


 その日のお昼は、大井松田インターそばの回転ずし屋に行った。沼津の魚がし鮨という店で、回転はせず、注文で機械が運んでくるバージョンである。一皿平均500円くらいの単価で、スシローしか知らない我が家にとっては、最初は少し高めに感じたが、ネタもとても新鮮で大きく、むしろ割安で、実にお得だった。大井松田は侮れない。その後、近くのかめだコーヒーで、コーヒーとケーキを食べた。

 このように、今回は、全体に、さほどの費用が掛からず、誕生日を楽しめた。宿は、ポイントを使ったので、1名分はタダになった。ちなみに犬のマロン君は、合宿に行ったが、こちらは1泊2日+延長料金で1万円なので、私たちより、マロン君のほうが、高い宿泊料ということになる。ともかく、わが家らしく、つつましく、思い出に残る誕生日になった。
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