松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★地方創生と議員の役割(沼津市)

2016-01-21 | 2.講演会・研修会

 沼津市の議員さんを対象とする研修会。期待されていたのは、人口増加策についてのアイディアだと思うが、そんなうまい話はとてもできない。

 全国で、人口ビジョンができたので、そのまちの特徴が簡単に説明できるようになった。沼津市は、10代後半から働き盛りが、急激な転出超過の町である。大学がなく、働くところが少ないので、東京や神奈川に出て行ってしまい、そのまま沼津市に戻ってくることができない。ただ、沼津は、暖かく、食べ物もおいしいので、高齢者は転入超過になる。。

 人口増加する町は、ほとんど3つくらいの条件に限られる。①産業の集積⇒産業誘致や工場立地、研究機関等の集積による就業機会の増加した場合、②住環境の整備⇒産業集積地等が近隣にある地域において、土地区画整理により住環境が整備された場合、③交通環境の整備⇒鉄道や道路などの交通機関等の整備により、 大都市や地方中核都市へのアクセスが向上した場合である。

 だから、私の話は、人口の減りを少なくするために、魅力的な街をつくることという話になる。あるいは、月の10日は住んでみようと思う町を目指すことになる。私の場合は、温暖、食べ物、病院があることになるが、その意味では、沼津は魅力的なところになる。とくに海を間近に見たことのない人には、魅力的なセカンドライフを過ごす場所になるだろう。

 話の後にたくさんの質問をいただいた。みな前向きに私の話を受け止めての質問だった。遠来の客を気持ちよく迎えるという心意気なのだろう。議長さんはじめ、みなさんに、お世話になった。

 沼津といえば寿司であるが、お昼においしいお寿司をいただいた。寿司といえば、最近はスシロー専門であるが、たまには、お寿司屋さんに行くべきなのだろう。

 

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