松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆はじめての条例づくり④国が示したものに反していいの?

2019-12-28 | はじめての条例づくり
 え、そこなの?という場面に出会うことが多くなった。

 たくさんの法務研修をやってきたが、もう一歩、戻って、教えないといけないのかもしれない。これは、いい、悪いではなく、現実を踏まえて、対応するということだと思う。

 「国が示したものに反して、いいのですか」。これはある町の研修の際に出た質問である。

 何の問題なのだろうか。地方分権なのか。いや、私は、横浜市に入ったときから、国を乗り越えてなんぼと教わってきた。だから、地方分権以前である。おそらく、地方自治とは何かの問題である。

 研修では、どうやって、国の法律を乗り越えるのかを教えて来たが、もう一歩前に戻って、教えるということである。

 今回のある市の担当者の条例相談は、それを考えるいい機会になりそうだ。12月27日は、御用納めなのだろうか。夕方5時に、メールが来て、また、来年もよろしくおねがいしますとあった。

 質問は、目的規定についてで、とりあえず、目的の3段階説を教えてあげて、今年度の終わりとした。ゼミのようで面白い。
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