松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆自治実務セミナー(第一法規)の連載『条例企画・条例指導の要点』(5)「この条例が必要だ」と信じる2 

2023-09-15 | はじめての条例づくり

 自治実務セミナー(第一法規)の連載『条例企画・条例指導の要点』の5回目は、「この条例が必要だ」と信じるの2回目となった。10月25日号になる。

 今回は、7600字の大論文になった。とは言っても、内容は、実践的な話で全然難しくないであろう。というか、はっきり言って、面白い。

 今回のエピソードコーナーは、「日本一の条例」である。

 総務の特命担当の時の話で、当局も組合も動きが取れない。それを切り開くのが私の仕事であるが、その手段として、条例を使う。個人情報保護条例であるが、それを組合に説明する際のエピソードである。

 300人の組合員の前で、私は、「これは日本一の条例だ」と言った。野毛山の組合会館での話である。

 実はさすがに書けなかったエピソードがある。この時、終わった後で、組合幹部の人たちから(当時は3万人の組織率)、ウナギをごちそうになった。「ごちそうさま」と帰ったが、あとから部長に怒られた。

 実は、この組合幹部の食事代は、当局が持つのが当時のルールだった。そんなことは無論知らなかったが、そこに気が回るくらいなら、万年課長ではなくて、すぐに部長になれたろう。

 今は、こんなルールはなくなっているだろうが、そういう時代だった。懐かしい思い出である(さすが、雑誌には書けなかった。そういうのを集めたら、また面白い読み物になるだろう)。

 この連載も、どんどん、面白くなると思う。

 

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