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松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆さすが実務家・条例の作り方

2021-04-21 | はじめての条例づくり
 新城市の法規担当のIさんからのメール。さすが実務家。

 新城市の福祉職を励ます条例は、思いのほか、難航してしまった。答申があるので、ささっと、それを並べて条文を作って(第1回目で私が用意した)、そのうえで、今日的で将来的なバージョンアップをすればよいとのんきに構えていたが、あと、残すところ2回になってしまった。

 そこで、見るに見かねて、法規担当が応援に駆けつけてくれたのだろう。そのやり取りの中で、さすが実務家という、発想に出会った。

 条例検討を次のようにするというのである。
 1 枠作り(どのような見出しの条項が必要か)
 2 骨入れ(各見出しについて記載すべき柱となる文言は何か)
 3 肉付け(各柱をよりわかりやすく、また制作者の意図をより適切に表現するにはどのように書くか)

 私は、1と2を一緒に考えるが、それでも困ることはないが、慣れていないと、ついつい2の文言の細部に入ってしまうことがあり、それが、1の枠づくり(見出し)を見失う原因になってしまうことになる。たしかに。

 まず、見出しから作りましょうといえば、文言に入らず、話が進むことになる。やや事務的すぎる感じもするが、市民協働立法の場合は、こちらのほうが、混乱が少ない。次をやるときは、この新城法務方式でやってみよう。
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