講演会や研修会が、ひと段落して、しばらく時間があるので、原稿に集中して、さきほど雑誌ガバナンスに原稿を出した。
テーマは「現場に根差した発想力が自治体政策を変える」である。
「自治体の政策課題は事務室で起こっているのではない。現場で起こっている」。踊る大捜査線・青島刑事の口ぐせは、実際、地方自治にもよくあてはまる…と書きだした。
事例は戸田市の取り組みを紹介した。最後に、地方創生と現場の視点を書いた。今回の地方創生は、相変わらず、国による上からの地方づくりになってしまっていると考えるからである。国の動きを追い風にしつつ、現場に根ざした発想力で地方創生のアイディアを出すことを願って、エールを送った。
最近は、依頼原稿は、年に1,2本である。いっとき、大学に移りかけのころ、連載を2本抱えていた時もあった。書きあげると、次の締め切りが来るといった感じで、休む間がなかった。週刊誌の漫画家は、さぞ大変だろうと勝手に同情したことを覚えている。
急ぎの仕事は、来週に行う講演会の原稿。大学の地元である相模原市での講演会である。テーマはとりあえず、市民参加のまちづくりにしておいたが、南区区民会議を素材に、地域住民団体の政策提案機能を考えてみようと思っている。18政令市の行政区のあり方から、きちんと説き起こして、区民会議のあり方を論じようと思っている。