松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★シラオ仮面に会う(白岡市)

2016-12-18 | 2.講演会・研修会

 白岡市の第5次総合振興計画のフォーラムがあった。

 素案がまとまり、その報告と今後の進め方を考えるフォーラムである。当初は、講演会のようなイメージであったが、それでは誰も聞きに来ないし、楽しくないので、ワールドカフェ方式でやろうとなった。白岡市では、何せ初めてなので、静岡県焼津市をモデルにやることになった。焼津に教えてもらって、白岡市でできる範囲でやってみた。

 役所側は、こうしたフォーラムは、初めてのことなのでずいぶんと心配したようだった。例えば一人だけがベラベラ話したらどうしようかと考えて、100均でマイクを買ってきて、発言者はマイクを持つことにしたらどうかといったアイディアも出た。しかし、それでは、話が流れず、心配することはないという私のアドバイスで、せっかく買ったマイクを無駄にしてしまった(別のイベントに使ってほしい)。フォーラムの中でも、私が進行役だったので、相変わらずの無茶ぶりと、流れのなかで、どんどん予定を変更していくので、戸惑ったかもしれないが、実際には十分に柔軟に対応でき、むしろ、そっちのほうが、本来の力が出たように思う。

 心配だった役所は、実際に、シュミレーションもやったようだ。それによって、説明が長すぎることがわかり進行を改良できた。実際、試してみて、できそうだという自信がでてきたようだ。そして、実際に、本番当日は、案ずるより産むがやすしで、楽しく活発な会となった。

 焼津を模して、始まる30分前から、ウエルカムドリンクコーナーを作った。地元の農家さんの協力で、テーブルにバラを置いた。ふるさと納税との関係で、事業者さんともつながりもできてきたので、次の時は、名産品を置き、PRするというのも、一考だと思う。

 今回の特徴は、中学生が8名参加、また高校生も数名、参加した。最初は遠慮がちであったが、グループの中で、大人に見守られて、そのうち、どんどんと発言するようになった。みんな、まちのことをきちんと勉強してきていて、中学生らしいよい発表となった。みんなの拍手が一段と盛り上がった。

 松下ゼミからも、精鋭2名が参加した。早めに白岡につき、まちを車で案内してもらった。この日は、快晴で富士山もきれいに見える行楽日和であったが、普通ならば車中での会話は、「天気もいいから、これからどこかに遊びに行きたいね」という話になるはずであるが、車の中では、「午後からのフォーラムが楽しみ」という内容で、これが若い娘の会話なのか?とあきれつつ、すっかり松下ゼミになったのがうれしかった。

 フォーラムにおける、2人の活躍は言うまでもない。

 私がうれしかったのは、白岡市のゆるキャラであるシラオ仮面に会えたこと。記念写真と握手をしてもらった。当初のイメージと違って、やや肉厚のシラオ仮面であったが、うれしかった。

 白岡市にとって、こうした市民参加型のフォーラムは、初めてであったが、これをスタートに、新たな白岡市らしい文化が生まれてくるように思った。そのお手伝いができて何よりである。それにしても、参考にさせていただいた焼津市の市民まちづくり集会のレベルが高いことに改めて驚いた。焼津しかできないことがたくさんある。快く、協力していただき、感謝申し上げたい。

 追伸

 シラオ仮面は、正式表示は、shira♡kaメンである。テーマ音楽もあるが、その歌詞を入手したら、報告しよう、お楽しみに。

教えてもらいました。

https://www.youtube.com/watch?v=wbzLd-WytfQ

シラオカメンと繰り返すところが、耳につきます. ジャンケンが得意なことがわかりました。

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