
ここの研修は、宣誓書を書くことから始まる。宣誓書は、昭和26年にできているが、令和の今とのギャップを考え、令和の時代にふさわしい公務員像や政策立案の心構えを考えてもらうためである。
ただ今回は、私の話が長くなって、令和の時代に政策のあり方を先に話してしまったので、令和の時代にふさわしい宣誓書を書いてもらうという展開になった。このあたりは、受講者とのやり取りで、臨機応変である。
協働の話も当然出てくる。今の時代の政策形成は、協働を抜きには語れないからである。
2日間の行程であるが、2日目は、鎌ケ谷市の活性化策を考えてもらうことが恒例になった。30代、40代の転入超過のまちであるが、それでも、総武線の船橋から、東武線でいく町なので、首都圏回帰のなかで、いずれ頭打ちになる。研修に参加している若手職員が、まちの将来を担うことになるので、この機会に、考えてもらうためである。
鎌ケ谷の研修は、いつも盛り上がる。今回も笑い声一杯の研修会となった。
今回は、手話通訳の人たちがサポートする研修となった。私と同年代の人たちで市民の彼女たちが通訳できるように、できる限り、専門用語は減らし、平易な表現に心がけた。こうした変化があると、これまでやってきたことを見直す良い機会になる。
今回も担当の人たちには、お世話になった。感謝申し上げたい。