おやじのボソッとひとりごと。

タイトルが検索にかかってこないので、変更することにしました。コメントや突込みもないので、これってひとりごとかな?と。

コロナがあぶりだした、資本主義の真実。

2020年05月17日 | 日記
新型コロナウイルスによる死者は、

今朝の新聞では、

国内で748人となっている。

全世界では、31万に及ぶ。

これ、病没した人の数。

コロナ禍、ということになると、

その数はもっと膨れ上がる。

家業がうまくいかず、

自殺を図ったり、

病院がいっぱいで、たらいまわしにされ、

治療が間に合わなかったり、

貧困が原因で、

医者に診てもらうことができなかった人もいるだろう。

コロナの孤独死、

道端で亡くなっていた人が、

検査の結果、

コロナに感染していた例も報告されている。

実は、病気で亡くなるより、

そちらで亡くなる人の方が多いのが本当らしい。

だからこそ、

救済策を立てることが 急務だが、

この国の救済は、亀よりも、

いや、カタツムリよりのろい・・・。

どちらもちゃんと先に進んでいくが、

この国の政治は、ずっと立ち止まったままだった。

閑話休題。

あなたがアパートを借りている住人だとしよう。

こんな状況でも、

家を追い出されたくないから、

まず、家賃を払うだろう。

そして、水道代やガス代、電気代を払うことになる。

腹が減ったら、飯を食う。

余ったお金でおしゃれをしたり、

娯楽を楽しんだり。

病気になれば、医者にも行く。

払う順番はこんなところだろうが、

払えない時、

削る順番は、

その真逆になるに違いない。

だんだん削るものが多くなれば、

「死ぬ」以外なくなってくる。

経済が立ち行かなくなり、

亡くなる人は、

なぜ増え続けるのか?

資本=富を生み出すもの、

つまり、それを持たない者(我々一般の貧乏人)は、

いわゆる「負け組」と言われる人たちだが、

資本がないから富を生み出せないのだ。

富を生み出せないから、

働いて得るものだけが収入のすべてになる。

年金があるだろう?

と考える人もいるが、

それは、給料の後払いのようなもの。

働いているとき、ちゃんと納めていたのだから。

さて、家賃を払う側と受け取る側、

どちらが金持ちだろうか?

電気会社やガス会社は大企業で大金持ちだ。

水道は、地方自治体の管理。

そして、特段、何もしなくても、

国は我々から税収を得ている。

何が言いたいのか?

というと、

金持ちに貧乏人の金が流れていく、

それが「資本主義」の真の姿なのだ。

景気が悪くなった、

そう感じている人は、

国内だけでなく、

全世界に及んでいるだろう。

だが、お金が勝手に消えてなくなったわけではない。

自分のところに回ってこなくなっただけなのだ。

そして、そのお金は金持ちに回っている。

この国で一番の金持ちは、「国」である。

何もしなくても、

勝手に税金が入ってくる。

国民そのものが資本(資産と言い換えてもいい)なのだ。

だから少子化は困るのだ。

さて、国とは何なのか?

中学の社会科で、

「国民主権」というのを習ったと思う。

我々国民=国なのである。

国が保障する、

ということは、

我々が保障することなのだ。

金は金持ちに集まり、

残ったものを貧乏人が分け合う。

それが資本主義の真の姿である。

資本主義とは、一部の金持ち以外は、

誰も幸せにはしないシステムなのである。

アメリカの金融街と言えば、

ウオール街(写真



だが、

ここに集まる金だけでも、

大変な金額だが、

入場できるのは、

金持ちたちである。

貧乏人が、なけなしの金をはたいて入場しても、

たいていは負け組として退場する羽目になる。

では、貧乏人はどうすればいいのか?

資産を何が何でも手にして、

それを守り抜き、

増やして勝ち組として生き残る以外に道はない。

知恵を絞ろう。

金を絞り出すことはできないのだから。

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