女として大阪で暮らす。(朝鮮婆ではないよ)

自然を愛する人です。
そして動物を愛する人です。
植物も大好きです。
ニコ生すき、日本の糞ばばですよ。

化け物の話(忍の100の話)

2011-10-08 | 日記
あるむらに、いざりのばけものがすんでいました。
それは、とてもみにくい姿で、人間とは思えないものでした。

人々は、なるべく近くに寄らずに、避けるように生きていました。
その化け物は、それでもいい人を作り、一緒になりました。

ある人は、不思議に思いました。
あんな気味の悪い人が、一緒にいるなんて、かんがえられない。

でも、その化け物の相手は、その一族にかかわる血筋でしたので、
一緒になれたのでした。

化け物は、いざりながらも、たのしく、いきていました。
人々は、心の中では、かかわりをもちたくないので、うまく接していました。

化け物の好物は、血の滴る肉なのでした。
その肉の正体は、よくわかりませんでした。
どうやら、長生きのできる肉のようでした。

ある動物の叫び声がその家から聞こえて、次々ときえていきました。
あるひとがのぞいてみて、おどろいてしまいました。

その肉は、大切なあるひとが、かわいがっていたどうぶつでした。
化け物に、盗まれて、なべにされてしまったのです。

心まで、汚れた化け物は、現在の世の中にもすんでいます。
あなたの、愛する動物が、とうぜんいなくなったことはありませんか?

そのばけものに、殺されてたべられてしまったのかもしれません。
そのばけものの、好物だからです。
長生きの秘訣でもあるからなのです。
















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