女として大阪で暮らす。(朝鮮婆ではないよ)

自然を愛する人です。
そして動物を愛する人です。
植物も大好きです。
ニコ生すき、日本の糞ばばですよ。

自殺した女(金玉姫)

2012-11-25 | 日記
あるところに、それは美しい女がいました。
村中から、嫁にもらいたい家があり、本当に人気者でした。

気立てもよく、しかもあたまのよかったのです。
ある時に、ある場所に行き、その娘はつらい運命の男に会ったのです。

の外に、娘は遊びに行ったのです。
その娘を、すきになるのは当たり前のことなのですが、その男は以外の人。

娘は、そんなことはわかりません。
好きになるのも、勝手な想いでしたから。

あるときに、その男は娘の身辺をしらべてまわりました。
その時に、自分の身の上とは違う、恐ろしいことを発見しました。

娘はぶらくみんではなく、武士の血を引く身分だったのです。
それを知った男は、あきらめきれずに、ずっと娘を追いかけたのでした。

男は、今では大変金持ちではありましたが、の血を引くけがれた一家でした。
そのことは、だれにでもわかりましたが、その娘はしりませんでした。

ある時、むすめに、
「付き合ってほしい?!」そう男は言いました。

娘は、親と相談して、当然断りました。

男はあきらめきれずに、娘を誘拐していいました。

「お前と、結婚できないなら、おれは死んでやる?!」とおどしたのでした。

娘は、母親から言われていました。

「もし、たいへんなことになったら、この毒を飲んで、自害しなさい?!」

娘は、すぐに毒を飲んで死んでしまいました。

娘の家柄は、貧しくても、正しい血筋の家でした。
いろいろなことがあって、もし血筋の違う人に思われたり、結婚などを強要されたら、
死んでも、相手に諦めるようにするという、教育をうけていました。

娘の遺書には。

「あなたは、すばらしいひと、でも私は、父と母をうらぎることはできません?!
だから、私は、このいのちであなたの思いを断ち切ります、ごめんなさい」

娘は、この男から、愛されることはすべてを裏切ることなのだと理解していました。

その時から自害するのは、あたりまえのことだとおもっていました。

男は後悔しました。
自分が愛するなら、なぜ、その娘を独り占めにしたり、結婚しようとしたのか。

この世には、どうしょうもない、隔たりがあり、娘の命さえ、うばったのだ。

やがて男は、自分と同じ血筋の女と結婚しました。
しかし、心はいつも、さみしい人生を送りました。

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