「願興寺」悠久の1200年

最澄縁の願興寺ブログ。2015年には開基1200年祭を予定。本堂、24体の仏像が国指定の重要文化財。

御嵩町の寺院

2010-07-11 10:15:05 | 御嵩町
御嵩町は昭和30年に4つの町村が合併した。東から上之郷、御嵩、中、伏見である。以前、この地のキリシタン信仰を取り上げさせていただいたが、このキリシタン信仰があったのは上之郷地区である。各所からキリシタンに纏わる品々が発見されたが、一番に驚いた折られたのが、上之郷地区に人々ではなかったかというのも、そんなに遠くない時代のこととしては不思議にも思われる。今もなお、キリシタンの面影を残す場所があり、郷土文化を学ぶ会では今年のうちに訪れることになっている。

そうした状況であるので、その地区人々も普通に仏教であったりしている。御嵩町で今も活動している寺院は8ヶ所を数えるが、特徴的なのは禅宗の臨済宗が大半を占めるということだと思う。上之郷地区の「正願寺」御嵩地区の「永林寺」「宝積寺」中地区の「愚渓寺」「吉祥寺」伏見地区の「洞興寺」と6を数え、吉祥寺が臨済宗の南禅寺派であるの除くと、実に8分の5が臨済宗の妙心寺派である。こうした臨済宗・妙心寺派がほとんどという地区も珍しいのではないだろうか。

願興寺公式サイト

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