「願興寺」悠久の1200年

最澄縁の願興寺ブログ。2015年には開基1200年祭を予定。本堂、24体の仏像が国指定の重要文化財。

今年も沙羅双樹の時期になりました

2012-06-17 21:15:22 | 仏教

御嵩町内の中山道には、謡坂の石畳を過ぎ、一呑みの清水付近では沙羅双樹が並木のように宿綬されています。この花は「祇園精舎の鐘の声、所業無常に響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらわす」と唄われた沙羅双樹とは少々違うようだが、咲いては花ごと1日か2日で落ちてしまスところは、沙羅双樹の血縁であることを者がっている。

別名「夏椿」と呼ばれるように白い清楚な花には、多くの人々から人気を集めている。あの清楚な趣からは「盛者必衰の理をあらわす」とも思えないが、ともかく、短い期間で花が落ちてしますのは、まさに諸行無常を実感させてくれる。夜の街頭の中での浮き上がる沙羅双樹の鼻は今年も優雅に咲いてくれた。

願興寺公式サイト

最新の画像もっと見る

コメントを投稿