気ままにONN(大久保直樹ニュース)

激しい変化の現代で働く人達(壁にぶつかって悩んでいる方、難易度が高い中間管理職の方)へのメッセージ

〔265〕自己欲求実現を尊重できる会社にしたい

2015年09月30日 17時58分41秒 | ビジネス
またまたご無沙汰の更新となりました。


今回は、人が商品である事業をメインとする会社を経営している中で、

会社としてどのような人を採用し、どのようになって欲しいか考える機会が多いのですが、

私にとってある一つの考えが明確になってきましたので

これについてお伝えしたいと思います。



結論から申しますと、

「○○をしたい」「○○ができるようになりたい」「○○さんと仕事がしたい」

「○○円稼ぎたい」と何でも良いのだが、

強い欲求と、周囲に明確に伝えられる事ができる人です。


逆に「○○だけは苦手」「○○だけはやりたくない」でも良いです。

※会社としてこれをやらせる事が無いかどうかは別として。



なぜこのような考えになってきたかと申しますと、


①強い欲求を持っている事に関しては、人は最大限の努力をするので、

 多くの力を身に付ける可能性が高くなり、

 更に周囲の人達にも良い影響を与える。


②自分の欲求を周囲に正しく理解されると、

 周囲の人達が効率的なサポートができる。


という事を感じてきたからです。



なので、弊社は小さい会社ですが、

「個人の欲求確認」

「仕事をする中で、また会社に属している中で満たせる欲求は最大限のサポートをする」

という事に関しては、最大限の努力をし続けていきます。

※私の強い欲求ですから。


しかし、頻繁に感じる事は、

自分の欲求を正しく伝えられない人が意外と多いということです。


「欲求を言ったらいけないのではないか=わがままだと思われる」

「こうあるべきという強い固定概念があって自分の欲求が何なのかわからなくなっている」


というケースが多いのではないでしょうかね。


しかし、欲求を全て会社が満たせるかどうかは別の話なので勿体ないと思います。

時代的にも変わりましたし。

(外資の仕事をしてみて、自分の意志や意見が言えない人の価値が低い事もあらためて感じました。)



最後にあらためて、

経営学など様々な考え方がありますが、

私は自分の強い欲求があって会社にとって良いと思う事は

最大限の努力をし続けるのみです。