大銀杏ジュンコ  オオイチョウ・ジュンコ

女性として生きる知恵、大銀杏ジュンコがホンネで書きます。人を傷つけるためではなく、私の理解を深めるために。コメント歓迎!

美差別

2005-03-10 13:15:04 | 女性として
悪魔は常に闇の支配者で、天の支配者は光。その象徴的な色は黒と白。犯罪者をクロ・シロと言ったり腹黒いなどの言葉が自然に響くように、残念ながら肌の色での差別は簡単です。肌の色だけではありません。人を差別することこそ、生存競争を戦っている私たちの生業なんじゃないでしょうか。

大銀杏、ここで一つ流行語大賞に挑戦する言葉を創ります。

「美差別」びさべつ:美しさを基準に差別をすること。

美差別ってこんなにはっきりしているのに、誰も言い出しませんね。大銀杏は背筋を伸ばして歩いて、荷物を持ってもらったり道を譲ってもらったりするのが大好きです。ドアを開けたら人がいた、その時に自分がよけなくても相手がさっとよける、こちらはにっこり笑ってThank you!男女を問わず、これは結構「美勝ち」な瞬間です。アジア人だって海外でこれが使えます。もちろん誰に対しても勝てるわけじゃありませんが、少なくとも美人オーラを出してさえいれば、こちらがよけてあげたときも向こうがThank you!最悪なのはよけて当然って思い込まれて無関心で素通りされる場合です。わざとやられているなら人種差別ですが、本気で気づかないなら「美差別」です。人としての数に入れてもらえてないからです。

人が人として認められる、その一つの要素は美しさだと思いませんか?美形じゃなくても品があってつい優しく話し掛けてしまう人っていませんか?そしてにこにこっとされると、あ、うれしいって思わせてくれる人。それが美人です。人は美人を喜ばせたいのです。男も女も関係ありません。その美は決して外見的なものだけではないからです。

もちろん外見は大切。外見がとっても劣っているのに美人オーラを出されても少々臭います。自分が出来る限り外見整えてこそ、自信が出てくるものじゃないでしょうか。ニュージーランドではストッキングをはいている女性をあまり見ませんが、大銀杏はアツギのストッキングをちゃんと履いてスーツを着て、仕事に出かけます。スーパーに言ってはだしのオヤジにカートを譲られてはThank you!パン屋に並べばおばちゃんと譲り合い、お互いににっこりThank you!そうやって笑顔を振り向けて差し上げることで周りが喜ぶ美人でありたいのです。異性に誘われてナンボじゃないんですよ。

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