大銀杏ジュンコ  オオイチョウ・ジュンコ

女性として生きる知恵、大銀杏ジュンコがホンネで書きます。人を傷つけるためではなく、私の理解を深めるために。コメント歓迎!

笑いすぎ・・・

2005-05-15 21:23:49 | 日々の出来事から
小学生の給食時間、「いただきます」の掛け声と同時に男子に混じって牛乳の一気飲み競争をやっていた大銀杏は、公衆の面前で鼻から牛乳を吹いた事がございます。ええ、一度や二度じゃございませんとも。まぁ、まだ女にもなっていない頃のお話ですから、許されて?

トッカータとフーガのメロディーで、「ティラリーン・・・鼻からぎゅうにゅーーーぅ・・・」という定番で、ぶほっ!「大銀杏メスゴリラ」とボソッと言われた時はぐっと耐え、「ヨシッ行ける!」と油断したところで、ぐふっ!メスゴリラなんて全然おもしろくなかったけどサ、立って牛乳イッキしているやつらがいっぱいいる中で自分だけがターゲットにされたことになんだか興奮しちゃってさ・・・。注目を浴びている自分を意識したら笑っちゃったんだよね。いやー、あの頃あたしは青かった。

あー、うちの兄ちゃんは私が麦茶を飲んでいたら後ろから突然、「ハオッ! インディアン 髪の毛でケツを拭く!」と声をかけてくれたことがある。兄ちゃんは他にもいろいろいろいろネタを提供してくれたんだけど、これ以外どうしても思い出せないのが残念。因みに、この「インディアン髪の毛で・・・」ネタを給食の時間に披露しても、誰も吹き出してくれなかったんですよね。大銀杏が早口すぎて伝わらなかったのか、はたまた彼らの頭の巡りが悪くて瞬時に理解できなかったのか・・・。私的にはスマッシュヒットだったんだけど。

一回笑い出すと結構止らないほうです。頭の中で繰り返し再生して笑い続けるタイプ。結構それで失敗したこともありますよ。

さかのぼること20年ほど、私が中学生だった頃。私立高校を受験する生徒のために、教頭先生が希望者に模擬面接をしてくださることになった。とりあえず無料なら何でもやっておけという貧乏症の私は、面接で不安に思うことなど何にもなかったにもかかわらず、仲良しの圭子とノリで申し込んでみた。お決まりの質問「愛読書は?」という質問に、私が「ミヒャエル・エンデの『モモ』です」と答えると、当時かなり流行っていた本だったにもかかわらず教頭先生は「え?もも?ももって食べる桃ですか?」と大真面目に聞き返された。箸が転がってもおかしい年頃の私は、圭子と共に大爆笑。一応緊張した面持ちだったのに、後はただ笑うだけで模擬面接を終えたのでした。

でね、滑り止め高校の受験、偶然にも圭子と受験番号が並んでいたんです。当然面接も同じグループ。これだけでも大ウケでしたよ。圭子ちゃんも私も試験や面接であがるようなタマじゃなかったので、「あたしがモモって言っても笑わないでよ!」「無理!モモだけは勘弁!」と大騒ぎしながら順番を待ちました。面接は一人の試験官が5人の受験生に対して質問をし、順番に答えていきます。私は4番目、圭子は5番目。いざ面接室に入ると、名前と出身校と聞かれた次の質問が、この「愛読書は?」でした。来たな!笑っちゃいけねぇ!と身構える私達の耳に飛び込んできたのは、最初の受験生と試験官のやりとり。

「モモです」「ももですか?」「いいえ、モモです」「ももですね?」

予期していなかったタイミングでのNGワードの連発に、二人ともマッハで爆笑モード。自分だけならまだ抑えきれよう腹筋の振動も、隣で肩を震わせている圭子ちゃんがいたのではお互いの存在が笑いの増幅マシン。一瞬笑いを抑え込めた!と思って真面目な顔を上げても、その瞬間に圭子ちゃんの肩が震えているのが目に入ったりしたら、またもクックククク・・・・・・。で、そんなことを何度か繰り返していたら、「いいかげんにしなさい!」と面接中に怒られたのです。いやぁ、あれはもう楽しい思い出と言うよりは、笑いをかみ殺さなければいけない拷問にあったと言うほうがぴったり来る気がします。苦難の果て(?)に、ちゃんと合格しましたよ。

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