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Gearbox Overhaul 5

2018-10-27 | Weblog
はい。じゃあ部品も揃ったんでギアボックスを組んでいきます。写真多めの長め。別に目新しいことは書いてないです。まずはギアボックスのオイルシールを交換。マイナスでこじって外します。結構力ずく。うまいことシールの金属部分の端にマイナスを引っ掛けないとダメかも。



新品をはめる際には謎の新兵器ロックタイト572(金属配管用シール材)を塗布。水道テープの液体版みたいなものだそうです。化学。ここのオイルシールはでっかいんで斜めにはまって歪まないよう慎重に。同じくらいの大きさの円盤でコツコツやるのが理想。



昔の記録を参照しながら順番に組んでいきます。まずはメインシャフトスリーブギアを入れて…



レイシャフトと4速3速ギアをセットで入れる。



カムプレートを3速と4速の間くらいにして…



メインシャフト3速とセレクターフォークをセットでぶち込みます。



セレクターフォークのポッチがカムプレートの溝にはまるように。



続いてレイシャフト2速とセレクターフォークを同じ要領で。方向など間違わないように。



ここまで入ったらセレクターフォークのシャフトを入れます。





で、メインシャフトを入れて、残りのギアどもをぶち込む。このへんも微妙に方向を間違わないように。



あとここらでナックルピンローラーを入れとかないと、後でえらい目をみる。



ガスケットを入れて仮組み。このあたりは組んでバラしての繰り返しなんで、ガスケットは複数枚用意するか、コピーを取っておいて自分で量産するのが無難かも。



メインシャフトナットを仮締め。



反対側で固定しないと締められません。まあ仮組みなんで手締めで軽く。



この状態でメインシャフトを回してみるが……渋い。スリーブギアの二つのブッシュを結構クリアランスを詰め気味にしたので、多分組むと微妙にアタリが悪くて引っかかるのだ。



一旦バラしてオートゾルを塗り…



メインシャフトだけ入れて組んですり合わせる。反対側でナットにTレンチをかけて回してもらうのが良い。手でやると死ぬ。



ある程度やったら一旦バラして洗浄し、ちょっとホーニングしてから再びギアボックス仮組み。動きは良さそうなので、今度はギアの入りをそれぞれのポジションでチェック。問題なさそうなので、プランジャーのとこを本締め。ここもさっきのロックタイト572を塗布。あとアルミワッシャーがダメになってたんで5/8の銅ワッシャーに交換。



紙ガスケットに液ガスを塗って各所ナットを締める。ここはギアボックス内のナットにはスプリングワッシャー、ギアボックス外の二つには普通のワッシャー。理由はわからん。



メインシャフトナットを本締め。スプロケットを仮組みし、回り止めをしながら締めます。



次いでクラッチオペレーティングレバーを組みますが…



すっかり忘れてたけどアウターカバー側に刺さるクラッチワイヤーと位置を合わせて締めます。パチンコ玉を入れるのを忘れずに。



よく見ると以前ポンチを打っていた。



レバーを組み付ける。そしてこの後アウターカバーに移り、一旦組み上げたのだが…。キックスプリングを入れ忘れてバラす羽目に…。キックスプリングもこの段階で忘れずつけましょう。



で、アウターカバー。ギアチェンジラチェットのOリングを交換。



ポールキャリア組み付け。



ポールキャリアの溝にリターンスプリングをかける。ラチェットスプリングなども組み付け。



仮組みしてチェンジレバーをつけ動きを確認。問題なし。



本組の際にはキックペダルのとこのOリングにシリコンシーラントを盛ります。トリニティー方式。



はい、組めました。やれやれ。組んでバラして組んでバラしてだったなあ…。



お次はプライマリーですね。
 

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