音痴をなおす、というとその多くがボイストレーニングで行うもの、というイメージがありますがそれは誤解です。
歌は覚えていないと歌えません。歌の記憶といいます。
歌を記憶するためには、その歌を何度も聴いて覚えなくてはいけません。
その時の聴き方は、鑑賞(楽しむ)ための聴き方とは異なり、覚えようとする意識、気持ちを持つことが大切です。
そして、いっしょに、口パクなどをして歌詞も覚えようと心掛けなければなりません。
音痴な人は、この歌の記憶が得意ではありません。
そこで、課題曲のCDを渡して、20回以上、ひたすら聴いてもらうようにします。
昨日から1泊2日プラン(地方の方を対象とした矯正プラン)で挑んでいる人には、CDプレーヤーごと渡して、宿で聴いてもらいました。
結果は・・・・
事前の裏声トレーニングで歌声を整備し、歌も正しく記憶できたこともあって、ノリノリでカラオケで歌えるようになりました。
こうした音痴を克服する方法については、2013年6月NHKラジオ深夜便で4夜に渡りお話をしています。
ご希望の方にはその録音CDを無料で差し上げていますので、ご連絡をください。
高牧康
私のサイトはこちらです。
音痴矯正ドットコム→http://www.onti-kyosei.com
※写真は、レッスン室のカラオケに前のめりして歌っている名古屋から来た受講生さんの姿です。顔を出さない約束で撮影を許可していただきました。