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日々雑感。誰にでも必ず鬼は住んでいる。

お日さまが照ったよ

2010年10月29日 | 陶板浴
   明るいお日さま。気持ちいい。
   久しぶりに陶板浴へ。10時から35分間。

   75歳の女性と一緒になった。
   胃がんの手術を受けて、退院の日から陶板浴に通い始めた。
   「リンパに転移しているかもしれないので2週間後には抗がん剤を飲みましょう。」
   と先生。息子さんはその間に「陶板浴に通わせよう。」と、仕事の合間を見て毎日
   送迎。検査のとき「消えてますねぇ。確かに体を温めるとほとんどの病気は消えます。」
   と先生。また、半年後に検査だそうである。

   不思議だけど本当の話。

   帰りに、時々、絵を送ってくださるMさんに出会う。少し向こうの方からニコニコと。
   「あらぁ、お久しぶりです。気がつかなくてごめんなさい。」と私。
   その後ろから15~16歳くらいの男の子。息子さんである。
   彼は発達障害児。私に「お父さんはもうすぐ忘年会に行きます。」と何度も言う。
   お父さんはニコニコと立ち止まって待っている。
   私も、彼が言い終えるまでニコニコと聞く。

   いつも思うのだが、ニコニコと笑えるようになるまでは大変であっただろう。

   いろんな障害児の輪に加わるチャンスをいただいたとき、お父さんお母さん
   が、いつもニコニコしているのに気づく。笑顔なのだ。

   「子どもたちはそういう個性なのです。」とMさんたち。
   父母のかたがニコニコとしていると、まわりは、ほっと安らぐ。
   子ども本人も、しかめつらしていた大人も。

   Mさんは発達障害児の全国組織の北九州での代表をされている。
   そう、同じ悩みの仲間が必要。なければ自分が呼びかけて立ち上げる。
   必ず初代はいるのだから。
   そういう人たちの苦しみや学びの上に次の人が助かる。

   ご恩送り。

   いい言葉。きょうの陽だまりのよう。



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