tyoi÷baaba

日々雑感。誰にでも必ず鬼は住んでいる。

ポーレポーレ

2010年10月30日 | 参加
   「ぽーれぽーれ」ということば。スワヒリ語で、「ゆっくり、ゆったり」という意味
   だそうである。

   認知症を知る講座に参加。最終回。
   介護家族の実態。①医療現場からと②家族当事者からと2題。

   (①については別便で書きます。あまりに衝撃的で涙がとまりませんでした。)

   ②老いを支える家族の会会長さんの話。
   (ポーレポーレはそのときに知る。)

       ・買い物に行くときも人に合わないコースを選んでいた。
       ・孤立していく。
       ・九大病院への通院も大変。行方不明に。
       ・入院患者のみなさんにも内緒にしていた。
       ・しかし、ある出来事でオープンにした。
        そうしたら、みんなが労わりの言葉や表情を表すようになってきた。
       ・地域でもオープンにした。
        声をかけてくれるようになった。

     『隠してはいけない』

       ・自分だけが苦しみ悩んでいるのではない。
       ・他の人のお話しを聞くだけでとても励まされた。
       ・「家族の会」の趣旨は「家族の交流」「福祉の向上」

     
   『この講座のまとめ』から。
   
    真の自立とは、自立した心とは、多くの人々に上手に心地よい迷惑をかけることが
    できる心のこと。
    同時に多くの人々からの迷惑を上手に受け入れられる人のこと。
   
    つまりはお互いに心地よく適度に負担に成り過ぎず、負担を感じ過ぎずに依存し合
    えること。

   ゆっくり、ゆったり。
   バイオリズムは下がったら上がろうとする。上がりすぎたら下がろうとする。
   人生に無駄はない。
   一流の人は明るい。

   いい講習会であった。感謝。



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4 コメント

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「迷惑」? (ORAN)
2010-10-31 08:52:29
【心地よい「迷惑」】にちょっと引っかかった。ボランティア側から言うと、せいぜい「面倒」、他に「世話」「手数」などじゃなかろうか。決して「迷惑をかけられ」ているとは思っていまいし、そう思うならボランティアなんてやってられないだろう。そして「心地よさ」は「ありがとうの一言」または笑顔であろう。
父の晩年を反面教師として思い起こすと、認知症にならぬには、できるかぎり人と付き合うことだと思う。人付き合いの苦手な我輩があちこち出て回る由縁である。baabaはその心配はなさそうだね。
タイ語で「ゆっくりと」は「チャー・チャー」と云う。普段は穏やかな人が車を運転させるとメチャぶっとばす。その時は、「チャーチャー・チャーチャー」とお願いするほかはない。なんて書いていると、うまいタイ料理が食べたくなった。
我輩はこれから身体障害者のサポートにでかける。では又ね!チャオ!
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Unknown (onibaaba)
2010-10-31 17:53:04
ORANさん

こんばんわ。「迷惑」という言葉を「面倒」に変えるのもいいかもしれませんね。チャンスがあれば進言してみます。
「チャーチャー」っていいですねぇ。どのようなイントネーションなのでしょう。
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比較言語アクセント学 (ORAN)
2010-10-31 21:09:12
すべての日本の単語の冒頭のアクセントは2種類です。「雨」はアが高くメが低い「下声」、「飴」はアが低くメが高い「上声」です。これに比べて、タイ語には、「上声」「下声」に加えて、アとメが全く同じ高さで音程がちがう「高声」「平声」「低声」があり、全部で五声と云われます。後の三つは、ある人の声の中での高・中・低ですから、我々にはあまり良く分かりません。
タイ語の「チャー」は平声ですから同じ高さで発音します。と云っても違う言語のことは分かりにくいと思いますが、英語のcharmingのcharどと云えばよろしいでしょうか。
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Unknown (onibaaba)
2010-11-01 11:14:39
ORANさん
おはようございます。
なるほど、教え上手ですね。
こうなのかな?と思いながら何度も口に出して
います。おもしろい!
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