大江天主堂
長崎の小さな教会群を一度ゆっくり訪ねてみたいと思っていた。
その、すぐ対岸は天草である。
いたる所に「天草四郎」が出没する。
急な勾配を登ったところに人里があった。教会のみかと思っていた。
教会より一段低いところの墓所
ガルニエ神父像
この像は、いかにも質素に節約しながら人生を過ごした人柄が出ているように感じる。
この小さな、温かく感じる教会を「私財を投じて造った」とある。
教会内は撮影禁止。外からステンドグラスを。
墓所とは反対側の一段低い場所に「ルルドの泉」がある。
マリアさまの足元からは、水が滾々と湧き出ている。
バスガイドさんの、隠れキリシタンたちの悲惨な弾圧や暮らしぶりの話にに、
この今の平和な時代を重ねてみる。
ところで、
神父と牧師の違いがわかりますか?
天草本渡は平地が少ない。海と山が道一本で区切られているようだ。
当然、水田などは少ない。
その年の天候如何では凶作で納税も上手くいかなかっただろうコトが
容易に想像できる。
究極の安らぎは信仰だったのであろう。
今、私は、その風景を楽しんでいる。
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