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いずみホール
ハーゲン弦楽四重奏団
モーツァルテウム管弦楽団の首席ヴィオラ奏者
オスカー・ハーゲンを父に持つ
4人の兄弟によって
1981年オーストリア・ザルツブルクで結成された
弦楽四重奏団
第2バイオリンのライナー・シュミット以外の3人
ルーカス・ハーゲン ヴェロニカ・ハーゲン
クレメンス・ハーゲンは
結成以来のメンバー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/45/d1d8af2200f4f3cd61767d4e23d675f8.jpg)
今日のプログラムは
全曲ベートーヴェンで
しかもすべてヘ長調
弦楽四重奏曲第1番の冒頭
アップのボーイングで始まったのが
とても印象的でした
第1番 第16番 第7番というプログラムを通して
古典派の草創期から
ロマン派への息吹
さらには近現代をも思わせる
前衛的な響きまでを
味わい愉しみました
同時に
ハーゲン弦楽四重奏団の
表現の豊かさと共に
ベートーヴェンの偉大さ深さを
あらためて感じました
アンコールはありませんでしたが
この研ぎ澄まされた緊張感のある演奏の後には
むしろ何も聴かず
ただこの3曲の余韻のみを脳裏に
家路につけたことは
幸せだったような気がしました