音楽一期一会

大人のピアノ教室講師の日々を綴ります

関西フィル・華麗なるニューイヤーコンサートi

2015年01月25日 | コンサート


第1部 新春を彩るワルツ&ポルカ

◆アンダーソン:舞踏会の美女

◆ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「酒、女、歌」作品33

◆ヨハン・シュトラウス2世:アンネン・ポルカ作品117

◆ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「とんぼ」作品204

◆ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「ウィーン気質」作品354


第2部 岡本知高とのファンタスティック・ワールド

◆スッペ:恋はやさし、野辺の花よ~喜歌劇「ボッカチオ」より

◆スッペ:喜歌劇「詩人と農夫」序曲

◆ヘンデル:オンブラ・マイ・フ~歌劇「セルセ」より

◆ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「南国のバラ」作品388

◆ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル「憂いもなく」作品271

◆ヨハン・シュトラウス2世:たで食う虫も好き好き~喜歌劇「こうもり」より

◆プッチーニ:誰も寝てはならぬ~歌劇「トゥーランドット」より




正に
新春にふさわしい
心華やぐプログラムでした


岡本知高さんは
男性でありながら女性ソプラノの音域をもつ
男性ソプラノ歌手『ソプラニスタ』

単に美しいだけではなく
女性にはない迫力のある
独特の歌声が
とても魅力的でした


また
身にまとった華やかな衣装と
着映えのする堂々たる体格



聴衆の心をつかむ
愛されるキャラクター




豊かな音楽性の持ち主であると同時に
素晴らしいエンタテイナーである岡本知高さん



同じ空間にいるだけで
HAPPYな気持ちにさせてもらえる


そんなパワーを持った方でした



今日の
プログラムの中で

スッペの「詩人と農夫」と

ヨハン・シュトラウス2世の「南国のバラ」は

大学時代
オーケストラ部にいた頃
よく練習した
懐かしい曲目です




ふと
若かりし頃に思いを馳せながら
音楽と共に歩んできた
これまでの人生を振り返りつつ

今日は
いつにもまして幸せな気持ちで
心地よい音楽に酔いしれました




日本センチュリー交響楽団第198回定期演奏会

2015年01月22日 | コンサート


ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲作品43

ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 作品27



ピアノ:アレクサンダー・ガヴリリュク

指揮:飯盛範親



今日は
私にとって2015年最初のコンサートでした


ラフマニノフは
やはり華やかでキラキラしていて
ロマンチックでゴージャス!


アンコール曲の
ホロヴィッツ編曲のメンデルスゾーン「結婚行進曲」は
初めて聞きましたが
その派手さに驚きました


それにしても
ピアニストのガウリリュクの演奏の迫力と
超絶技巧には圧倒されました


1984年生まれで
7歳からピアノを始めて
9歳で初めてオーケストラと協奏曲を演奏したそうです

2000年に
浜松国際ピアノコンクールで優勝した時には
中村紘子審査委員長に
「20世紀後半最高の16歳」と絶賛されたとか



こういう人は
きっと前世でもピアノを弾いていたのではないでしょうか


とにかく
今日は
いずれも華やかなプログラムで

2015年の新しいスタートを
勢いよく元気づけてもらいましたkirakira2



レッスンファイルNo.34

2015年01月16日 | レッスンファイル
Yさん(80代・男性)boy  start:2014/11


ピアノ経験:大人になってから


Yさんは
家に息子さんが弾いていたピアノがあり
今は誰も弾かないのがもったいないので
ご自分が弾いてみようと思われて
レッスンに来られました



レッスンでは
「大人のためのテクニックマスター」
「大人のための悠々塾」
の2冊を併用しています


とても
熱心に練習してこられますので
次々に新しい曲が弾けるようになり
大変喜んで下さっています


先日は
ホームに入居されている奥様のために
弾けるようになった曲を
演奏して聞かせてさしあげたのだそうです


そんな心温まるお話を聞くと
私まで幸せな気持ちになりますmeromero2




レッスンファイルNo.33

2015年01月16日 | レッスンファイル
Wさん (80代女性)girl start:2014/10

ピアノ経験:大人になってから



Wさんは
10年ほど前に
ほんの少しピアノを習ったことがあるそうですが
それ以外は
全く経験がなかったそうです


しかし
レッスンを始めてみると
楽典のことをよく御存じですし
驚くほど
よく指が動きます


不思議に思っておたずねしましたら
昔 子供さんやお孫さんのピアノのレッスンに
付き添っているうちに
自然に色々なことを
ご自分でも吸収なさっていたとのことです


レッスンでは
「大人のためのテクニックマスター」を
使いながら

「エリーゼのために」を
原曲のまま
練習していただいています


レッスンファイルNo.32

2015年01月16日 | レッスンファイル
Sさん(80代・男性)boy  start:2014/10


ピアノ経験:大人になってから


Sさんは
英語教師を40年間務められ
退職後も
英語以外の外国語の勉強や囲碁など
興味のあることに
情熱を燃やしておられます


ピアノも
これまで全く独学で学んでこられたそうですが
やはり
独学だけでは行き詰まりを感じられて
此の度
レッスンを始められました


クラシック志向で
大人向けに
弾きやすくアレンジされた楽譜を
ご自分で選ばれて
専らご自分の弾きたい曲を中心に
レッスンさせていただいています


レッスンでは
これまでに独学で練習された
「悲愴」「よろこびの歌」の他に
今は
「ノクターン」を練習なさっています


とても謙虚な方で
指の番号をしっかり守って
きちんと稽古してこられます


さすが
長く教職についてこられた方だなあと
感心しています