音楽一期一会

東京オペラシティシリーズ第81回


三連休は東京に行って
コンサートを聴いたり
美術館を訪れたりして過ごしました


東京オペラシティコンサートホール

大阪のいずみホールのように
壁面が木でおおわれていて
とても美しいホールでした

また
ピラミッド型の高い天井に
三角形のすごく大きな窓がついていて

外からの光が
客席に差し込むようになっていたのが
とても印象的でした


昼間のコンサートだったので
開演中も明るいままなのかしらと思っていたら

開演時間になると
三角の天窓は閉じられ
光は入らないような仕組みになっていました

私は
1階席の真ん中あたりで
聞いていたのですが

座席の傾斜がゆるやかなため
前の人の頭の影が
少し気になりました


しかし
その構造のためか
オーケストラの音が
他のホールでは聞いたこともないほど
ものすごい迫力で耳元に鳴り響いてきたのには
驚きました




7月20日(日)2:00p.m.


指揮:ロレンツォ・ヴィオッティ

チェロ:ダーヴィド・ゲリンガス


スメタナ:交響詩「我が祖国」より「ヴァルタヴァ(モルダウ)」
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調作品36


チャイコフスキーは
最後には思わず体が揺れて
笑ってしまいそうになるほどの
ものすごい迫力でした


ゲリンガスのチェロは
人間技を超越していて
ため息がでました


アンコールは

コリリアーノ:ファンシー・オン・バッハ
ヴァスクス:「本」 より 第2曲

ヴァスクスの途中から聞こえてきた声は
ゲリンガスさんご本人のファルセットだったのでしょうか・・・

チェロの音と美しく溶け合って
なんだかこの世のものとは思えないような
とても神秘的な響きが
会場を漂っていました

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