音楽一期一会

大人のピアノ教室講師の日々を綴ります

クラリネットとアコーディオンを聴く小さな演奏会

2021年09月26日 | コンサート


本日は
昨年クレモナコンサートで演奏していただいた
森健太郎さんと
私のピアノ講師仲間の諏訪麻衣子先生が
お二人で演奏会をされました


場所は
大東楽器ミューズ・デュオ・サロン


お客様は30名ほどで
曲の合間の二人のお話も楽しくて
とてもアットホームなコンサートでした



最近は
あまりコンサートを聴きにいく機会が
少なくなって
専ら演奏する機会の方が多かったのですが

久しぶりに
こういったサロン的な演奏会を聴いて

あらためて
サロンコンサートはいいなあ!と
思いました

以前に
諏訪先生とメールのやりとりをしていた時
何気なく
演奏会の日がちょうど私の誕生日ですと
書いていたのを
彼女がしっかり覚えていて下さり

コンサートの最後に
突然赤いバラの花を取り出して
客席の私に手渡して下さいました



本当にびっくりしました!

そして
ピアノでHappy birthdayの曲を演奏して下さり
会場の皆さんにも
祝福していただけました

思いがけない嬉しいサプライズで
最高の誕生日となりましたmeromero2heart




そしてこちらは
会場で販売されていた
森健太郎さん焙煎の
Kenta-Rost オリジナルコーヒー

その名も

MILD ACCORDION BLEND

 coffee wink


コントキだけのヴィヴァルディ祭り

2021年07月28日 | コンサート



ヴィヴァルディ没後280年を記念して開かれた

『コントキだけのヴィヴァルディ祭り』という

オールヴィヴァルディプログラムのコンサートを聴いてきました


神戸市産業振興センター ハーバーホール




(アンコールの時のみ写真撮影可でした)

◆弦楽のための協奏曲変ロ長調RV167

◆オーボエ協奏曲イ短調RV463

◆室内協奏曲ト長調RV101

◆ヴァイオリン協奏曲ホ短調RV281

◆カンタータ『今行くよ、愛しい瞳の君』RV682

◆チェロ協奏曲イ短調RV420

◆フルート協奏曲ト長調RV438

◆ヴァイオリン協奏曲イ長調RV336


オーボエ独奏は
9月にクレモナコンサートに来ていただく
長島徹氏でした




第1回奈良モーツァルトフェスティバル

2021年07月16日 | コンサート

今日は
奈良の大和郡山までコンサートを聴きに出かけました

ほぼ1年半の間
コンサートに足を運ぶことが無かったので
本当に久しぶりでした



DMG MORI やまと郡山城ホール



レストランでいただいたハヤシライス

やまと郡山は
日本有数の金魚生産の街なのだそうです





今年は
モーツァルト没後230年ということで
”オールモーツァルトプログラム”


◆交響曲 第17番 ト長調 K.129

◆ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.207

◆フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313

◆モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」K.165


【ヴァイオリン】水口 真緒
【フルート】  谷 敏子
【ソプラノ独唱】池田 路子

【指揮】    西村 恵一
【オーケストラ】関西モーツァルトフェスティバル管弦楽団


オーケストラのオーボエ奏者は
クレモナ・コンサートにも
ご出演いただいた
長島徹さんでした



第一部と第二部の開演前
アナウンスと共に
モーツァルトの曲のワンフレーズが流れました

あれは舞台袖で演奏されていたのでしょうか?

さりげない演出が
いかにもモーツァルトフェスティバルらしくて
気が利いてるなあ!と思いました




横山幸雄 究極の7大ピアノソナタ

2020年02月23日 | コンサート

今年は
ベートーヴェン生誕250年ということで
様々な場所でベートーヴェンの曲が
演奏されています

その中で今日は
横山幸雄 ピアノ・リサイタル
【究極の7大ピアノソナタ】

という贅沢なプログラムのコンサートを
聴いてきました



『悲愴』
『月光』
『テンペスト』
『ワルトシュタイン』
『テレーゼ』
『告別』
『熱情』




今回はシンフォニーホールの
舞台後ろの
2階後部席に座ったので

演奏中の指の動きや
ペダリングを上からしっかり
見ることができて
とても勉強になりました


それにしても
あのテンポで7曲弾ききっても
全く疲れを感じさせないパワーには
本当に圧倒されます

若きベートーヴェンのロマンチシズム
耳の病に気づいた頃の不安と苦悩
闇をくぐり抜けたあとの安らぎ
そして音楽へのほとばしる情熱・・・


他のどの作曲家とも違う
ベートーヴェン独特の激しさや
何ともいえない切なさや
切羽詰まった孤独感を
あらためて感じました


特に後期のソナタは
私にとっては
弾くことはもちろん
聴いているだけでも
何だか近寄りがたい凄さを感じます


横山さんの
正確なテクニックに裏付けされた
素晴らしい演奏に魅了されながら

ベートーヴェンの世界を
遠巻きにして眺めている・・というような
感覚でしょうか



ここからはちょっと余談になりますが・・・

演奏中
ふと舞台の向こうの客席に目を移した時

1階席のちょうど中央に
一人の老紳士の姿が見えました


遠くてはっきりとはわからないけれど
その老紳士の姿が
今病院のベッドで最期の時を迎えて眠っている
義父の少し若い頃の雰囲気にそっくりだったので
びっくりしました


義父は癌が転移し
つい先日
余命一週間と宣告されました


音楽が好きな義父は
家ではクラシック音楽を
いつも聴いていました


まさか・・・と思いながら
コンサートの後
新幹線に飛び乗ってお見舞に行きました



ベッドに横たわる義父は
今はもうほとんど反応することはできませんが
大好きなウィンナーワルツのCDを鳴らすと
ほんの少し目を開けて
懐かしそうに聴いているようでした









究極のフレンチ・バロック

2019年10月23日 | コンサート

究極のフレンチ・バロック
~絶対王政とその栄華の極み~

このタイトルに惹かれて
聴きにいきましたmeromero2

”フレンチ・バロック”
という言葉から

何となく
上品でおしゃれな印象を受けますね

東洋的な装飾の施された
素敵なチェンバロ


フランス語では”クラブサン”ですね!



ザ・フェニックスホール



チェンバロ:クリストフ・ルセ
ヴィオラ・ダ・ガンバ:酒井 淳 & マリオン・マルティノ



・マラン・マレ:『組曲 ト短調 』 ヴィオール曲集 第1巻より


・フォルクレ:『クラヴサン曲に直されたヴィオール曲集 』より
組曲第1番ニ短調


・マラン・マレ:
 『二つのヴィオールのための組曲 ニ短調 』
ヴィオール曲集 第1巻より

 『メリトン氏へのトンボー 』

 『二つのヴィオールのためのシャコンヌ ト長調 』


酒井淳氏のお話では

フランス音楽は

《与えて受容する》

《受け入れる音楽》なのだとか。。。



確かに
何かを主張するというよりは
優しく包み込むような
温かい音のシャワーを浴びながら

私の脳は
終始α波状態でした~♪