音楽一期一会

大人のピアノ教室講師の日々を綴ります

ポポロのいどばた音楽会

2010年03月28日 | いどばた音楽会


今日は、京都府八幡市にある、
老人ホームケアハウスポポロ21
で、
訪問演奏をさせていただきました。

訪問演奏をするのは、
初めてです。





演奏の合間のおしゃべりも
いどばた音楽会の大切な要素。

ノリのいいおばあちゃんが
何人かいてくださり
ほっとしました。

最高齢の方は、なんと97歳!

とてもお元気そうでした。




電子ピアノは、家から運びました。





自作の歌
『あ・り・が・た・い』を熱唱!?






≪今日の演奏曲≫

①故郷の人々

②月の砂漠

③朧月夜

④荒城の月

⑤どこかで春が

⑥春の小川

⑦さくら~春が来た~花

⑧あ・り・が・た・い (オリジナル)

⑨故郷

⑩みかんの花咲く丘




みなさん、お元気で!

また、お会いしましょうね!






フランス料理と音楽のひととき

2010年03月28日 | 演奏シーン


3月の『ピアノパーティ』での演奏で、ちょっとした興奮と喜びを味わった私たちは、それに気をよくして、

「なんだか、1回きりでお終いにするのもったいないね~」

などと言いつつ、どちらからともなく

「二人でデュオ組んで、ライブしたいね~」

と、大胆なことを言い出していた。


今までやったことのないことを始める時の、あの独特のワクワク感が、久しぶりに心の奥底から湧き上がってくるのを感じた。

そして、「ピアノパーティ」から4ヶ月後の、7月5日、私たちは、「シェ對馬」というフランス料理店で、「フランス料理と音楽のひととき」という、ライブをさせてもらった。



プログラムに、何かグループ名を書いた方がいいだろうということで、『IDO』という名前をつけた。


IDO=井戸。


井戸の周りには、人が水を汲みに自然に集まり、そこでは、にぎやかな井戸端会議が・・・。

井戸端会議のような、自由で楽しい音楽会をつくろう!



IDOには、もう一つ意味がある。

それは、  YES, I DO!    (はい、私はやります!)


「ライブができたらいいよね・・・」なんて、心の中で思っているだけではなく、実際に行動しよう!

とにかく、やってみよう!


この日は、聞きに来てくださった方々から、お食事代にプラスしていただいた収益金を「あしなが育英会」に寄付することにした。


二人でライブをするという夢、そして、社会に小さな恩返しをしたいという夢、私たちの2つの夢が実現した日であった。

IDO の 生まれた日

2010年03月28日 | 演奏シーン


去年の1月、友人のイケダさんと久しぶりに会って、ランチした。

長い間、主婦のロックバンドでベースギターを弾いてきた彼女が、何を思ったか、突然クラシックギターを習いだしたという。

「クラシックって、どう弾いたらいいのか、わからないのよねえ・・・」

そんな彼女のつぶやきを聞いて、私はふと、

「3月に私の家でする『ピアノパーティ』聞きにくる?」

とたずねた。


『ピアノパーティ』とは、家に習いに来ているピアノの生徒さんの、小さな発表会である。

50歳や60歳を過ぎてからピアノを習い始めた生徒さんたちが、実に自由に表現豊かに演奏されるのを、彼女に聞いてもらいたいと思ったからだ。

彼女は、すぐに

「行く、行く!」

と答えた。

私は、

「じゃあ、せっかくだから、ギター持ってきて、何か弾いてよ」

と言った。

すると、彼女が間髪をいれず

「じゃあ、ハラダさん、バイオリン弾いて!」



「え~!?」



私は、大学時代にバイオリンを習い始め、その後もずっと趣味として、一人で弾いて楽しんではいたけれど、人前でバイオリンを演奏することはほとんどなかった。


しかし、彼女の一言で、

「うん、じゃあ、二人でデュオしよう!」


と、実に簡単に同意してしまい、その2ヵ月後の3月17日、ピアノパーティの日に、私たちは小さな一歩を踏み出したのである。

とはいえ、まだその時には『IDO』というグループ名はなかったのだが・・・。