音楽一期一会

大人のピアノ教室講師の日々を綴ります

ローム ミュージック フェスティバル 2017

2017年07月01日 | コンサート

『ローム ミュージック フェスティバル』とは

公益財団法人ロームミュージックファンデーションが

これまでに奨学援助等で支援して
国内外で活躍している音楽家達によるコンサートです

今年は7月1日・2日・8日の3日にわたり
ロームシアター京都にて開催されています

今日は
その中のリレーコンサートの一つ

「次代の俊英たちによるロシアの調べ」を

聴いてきました



極上の音楽を聴くという
心の贅沢を
しみじみと実感させてもらった
幸せなひとときでしたkirakira2






~program~

S.ラフマニノフ  
チェロ・ソナタト短調Op.19

D.D.ショスタコーヴィチ 
ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調OP.67


瀬古廉(ヴァイオリン)
宮田大(チェロ)
田村響(ピアノ)









シューマン・カルテット

2017年06月17日 | コンサート



シューマン・カルテット

エリック・シューマン(第1ヴァイオリン)
ケン・シューマン(第2ヴァイオリン)
リザ・ランダル(ヴィオラ)
マーク・シューマン(チェロ)


第1・第2ヴァイオリンとチェロの3人は兄弟

とにかく
研ぎ澄まされた演奏技術の高さと
大胆で自由自在の音楽表現に彩られた
文字通り息の合った演奏に
終始圧倒されました

演奏後
流暢な日本語で
「僕たちのお母さんは宝塚で生まれました
そして僕たちは幼稚園まで日本にいました」などと
挨拶をされてびっくりしました

こんな素晴らしい演奏家達を産んだお母様は
どんな方だろうと
少々うらやましく思いました

もしかしたら
19世紀の作曲家「シューマン」を生涯献身的に支えた
子だくさんだった
クララ・シューマンの生まれ変わりかも・・・?

などと思っていたら
なんと

シューマン3兄弟のお父様は
まさしく
あのシューマンと同じ
「ロベルト・シューマン」という名前の
ヴァイオリニストなのだそうですbikkuriheart





~プログラム~

・モーツァルト:弦楽四重奏曲 第23番 へ長調「プロイセン王 第3番」 K590
・武満徹:ランドスケープⅠ
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130





関西弦楽四重奏団&豊嶋泰嗣

2017年06月05日 | コンサート

関西弦楽四重奏団&豊嶋泰嗣(ヴィオラ)

大阪倶楽部4階ホール


~program~

◆モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための
デュオ変ロ長調k.424

◆モーツァルト:弦楽四重奏曲 第19番
 ハ長調k.465『不協和音』

◆ブルックナー:弦楽五重奏曲 ヘ長調 WAB112



ブルックナーの弦楽五重奏曲
初めて聴きました

曲のどの部分をとっても
ブルックナーのエッセンス満載で

ブルックナー好きの私にとっては
とても魅力的な曲でした

一音も聞き逃すまいと
最後まで集中して聴きました

それにしても
5人だけで
あれだけの迫力のある音が生まれるとは。。。

もしシンフォニーだったら
ここで金管が鳴るところ・・・
という箇所は
上森祥平さんのチェロが
金管パートのように唸っていて
素晴らしかったです






芦屋交響楽団第87回定期演奏会

2017年06月04日 | コンサート

芦屋交響楽団第87回定期演奏会
~創立50周年記念演奏会~

指揮:湯浅卓雄

~program~

伊福部 昭:交響譚詩
芥川 也寸志:エローラ交響曲
S.プロコフィエフ:交響曲第5番 作品100



芦屋交響楽団は
1967年に創立されたアマチュアのオーケストラで
今年50周年を迎えるのだそうです


先日
クレモナ・コンサートに出演いただいた
美井明さんがヴァイオリンパートに所属されています


今日のプログラムは
3曲とも20世紀の曲で
個人的には
あまり耳に馴染みのない曲でしたが

アマチュアとは思えない演奏レベルの高さと
パーカションと金管の音の迫力に
終始圧倒されました




チェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団&笠原純子

2017年06月03日 | コンサート

京都府立府民ホールにて
『チェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団&笠原純子』の
室内楽のコンサートを聞いてきました




~program~

シューベルト:弦楽三重奏曲 第1番 変ロ長調 D.471

メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 op.49

ブラームス:ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 op.26


プログラムは
一般的にはあまり有名な曲ではなかったのですが

室内楽好きの私にとっては
弦とピアノの絶妙なアンサンブルに浸り切る
贅沢なひとときでした

アンコールには
有名な「ブラームスの子守歌」を
美しいピアノ四重奏に編曲したものが演奏されました