音楽一期一会

大人のピアノ教室講師の日々を綴ります

パナソニック合唱団第42回定期演奏会

2017年09月02日 | コンサート

ザ・シンフォニーホールで行われた
パナソニック合唱団第42回定期演奏会を聴きました

「こんなに大勢のお客様の前で
そして
このような素晴らしい場所で
音楽をできることを
私たちは
とても幸せに思っています」

という
常任指揮者の挨拶が
印象的でした



~~program~~

Ⅰ 宗教曲の世界~祈り~

  Francis Poulenc作曲 O Magnum Mysterium
             Salve Regina
 Kodaly Zoltan作曲  Miserere

Ⅱ 相澤直人2017年委託作品
  組曲『天使、まだ手探りしている』
  谷川 俊太郎 詩

Ⅲ 4人の指揮者による日本のうた
めばえ  わが抒情詩 安里屋ユンタ FURUSATO

Ⅳ Steve Dobrogosz MASS
合唱 弦楽オーケストラ ピアノのためのミサ






TOKI弦楽四重奏団2017~ボヘミア音楽の夕べ~

2017年08月10日 | コンサート


TOKI弦楽四重奏団は
新潟に縁のある演奏家で15年前に創立され
途中メンバーの入れ替わりはあったものの
毎年夏にコンサートを行っているのだそうです


「TOKI」は新潟県の鳥「トキ」のことらしいです

現在のメンバーは
ヴァイオリンが
関西フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター
岩谷祐之

オランダ・フィルハーモニー第2ヴァイオリン副首席奏者
平山真紀子

ヴィオラが
読売交響楽団ソロ首席奏者
鈴木康浩

チェロが
ソロや主要オーケストラの客演首席奏者を務める
上森祥平


~~プログラム~~


▼スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」

▼マルティヌー:弦楽四重奏曲第7番H.314「コンチェルト・ダ・カメラ」

▼スーク:テンポ・ディ・メヌエット

▼ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」op.96


超有名曲の間に
マニアックな曲をはさんだ
バランスの良いプログラムで
上質な演奏を
存分に楽しませていただきました


特に
チェロ奏者の上森氏の
音楽的な身の動きと表情を
最前列で拝見して
わくわくドキドキ感動するとともに
とても勉強になりましたkirakira2





夏祭なにわなくとも室内楽Vol.9《ろうまん嬉遊曲》

2017年07月30日 | コンサート
ザ・フェニックスホール
梅田や淀屋橋から徒歩圏内で行ける
アクセスの良さと
室内楽向けのこじんまりとした空間が気に入って
最近よく訪れています

今夜は
『夏祭なにわなくとも室内楽Vol.9
《ろうまん嬉遊曲》』
というコンサートを聴いてきました

これは
「関西クラシック音楽夏の祭典
サマーミュージックフェスティバル大阪2017」の
一環として企画されたものだそうです


「サマーミュージックフェスティバル大阪」は
1997年から始まり
今年で20回目を迎えるのだそうです

今回も
関西で活躍する音楽の方々による
室内楽てんこ盛りの
贅沢なコンサートを楽しませていただきました


たまたま
最前列のど真ん中の席でしたので

正に
息づかいの感じられる距離で
奏でられる演奏を聴きながら

まるで自分の家に音楽家を招いて
演奏会を愉しんでいるような気分になりました


プロフィールに写っているお顔写真と
実際に目の前にいる演奏者の面々を見比べながら
月日の流れを感じたのも
最前列ならではの感想でございますbikkuri






~プログラム~

・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番ハ短調op.66
・シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調op.44
・モーツァルト:ディヴェルティメント変ロ長調K254
・シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調「ます」D667





篠崎史紀ヴァイオリンリサイタルin大阪

2017年07月20日 | コンサート

「マロ」という
親しみをこめた愛称で呼ばれる
N響コンマス篠崎史紀氏の
リサイタルを聴きにいきました

こういう人を
”virtuoso”と言うんだろうな・・・と
随所で感じながら

普通のクラシック・コンサートとは一味違った
夢心地の時間を楽しませていただきました






プログラム後半の
「トーク&小品集」は

人間味あふれるお話をはさみながら
以下の曲目を演奏されました

・シューベルト(サム・フランコ編曲):
ワルツセンチメンタル

・ヴェチャイ:ワルツトリエステ

・アレンスキー:セレナーデ

・ヴァイル(クリスチャン編曲):マック・ザ・ナイフ

・ガーシュイン(ハイフェッツ編曲):ポーギーとベス
「そんなことどうでもいいさ」

・ラフマニノフ(クライスラー編曲):祈り

・レハール(MARO編曲):メリーウィドゥ

・ハンガリー伝承曲(MARO編曲):チャールダッシュ

・ジーツィンスキー(MARO編曲):ウィーン我が夢の街


この他に
ピアニストの入江一雄氏の演奏で

・ラフマニノフ:ヴォカリーズ


そして
アンコールは
・ポンセ(山田武彦編曲):小さな星



因みに
今日演奏された13曲中
なんと6曲が

アレンジは異なるものの
我がクレモナサロンで
過去に演奏した曲
もしくは
今まさに練習中の曲でした!


そういう意味でも
とても楽しめたコンサートでありましたmeromero






ラ・ルーチェ弦楽八重奏団

2017年07月14日 | コンサート


ラ・ルーチェ弦楽八重奏団の
コンサートを聴いてきました

東京藝術大学 桐朋学園大学で学ぶ
8人の弦楽器奏者によって
2013年に結成された合奏団です


国内外のコンクールで
数々の受賞歴を持つ
若手演奏家の
熱のこもった演奏に魅了されました


昔は
コンサートに出かけて
自分よりもずっと年上の
熟練した演奏家の演奏を聞いて
感銘を受けていましたのに

いつの間にか
自分の子供よりも年若い演奏家達が
磨き抜かれた
素晴らしい演奏をしていることに気づいて
驚かされます



~プログラム~

ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 作品11

ブラームス:弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 作品111

山中惇史 編曲:『Piazzollina』

メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20