『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

芥川賞を語る母81歳!

2022年10月01日 | 考える日々
車で1時間半のところにある実家。
両親ともに80歳を超えて健在。
月に2~3回顔を見にいく程度で、
2人でちゃんと暮らしていけています。

それどころか、
父などは家庭菜園で作った野菜を
これでもか!ってくらい持たせてくれる。
助かる!

あとは、
私がやってることを心配してアドバイスくれたり
…は、あんまり助からないけど、
まぁ、時代も違うし、それは仕方ない(^^;)。

あとは、食べに行ったら
ごはん代を出そうとしててくれたりもして。
2人が誇り高きあり方が出来ていることに
感謝です。

とは言え、年相応に
頼りないところも出て来てますが。

母は、耳は遠いし、人とも会話しにくく
ここ数年は、緑内障で見えづらくなっていたから
好きな読書や手仕事もできなくなっていました。

それが、1年ほど前に目の手術をしたら、
ピントが合うようになったらしく、
今日、実家に帰ったら、
パッチワークのお友達と色合わせの相談なんかしてて、
「あ、手仕事も復活してる!」って嬉しかったなー。

ごはん食べて、アレコレ話をしていたら、
最近読んだ本の話になりました。

母の定位置の机の脇に積んであった本を開きつつ、
母のお友達が貸してくれた本のテーマが、
老い支度がどうとか、終活がこうとかで、
「こんなん全然面白くない」とぼやきだして。

「じゃあ、おかーさんは最近どんなの読んでるの?」
と聞いたら、「コレおもしろかったで」と、
ブックカバーをしたままの新しい本を
棚から何冊か出してきたんだけど。

見れば、芥川賞作家の本とか、
最近の話題の新刊、みたいな、
「ええっ、そんなの読んでるの??
コレ、私も読みたかったヤツ!!」
みたいなのを何冊か出してきたからビックリ。

しかも、母81歳の言うことにゃ、
芥川賞作家の話は、おかーさんの持ってる感覚より
もっと深いところの話が多くて、よーわからん。
ほんまは直木賞の方が楽しめるねんな~」
などと言うではないですか!!

すんごいビックリした!!

立ち上がったらすぐよろけるし、
支えがないと段差を越えるのも危ういし、
聞く人の気持ちを考えずに話すから、
たまにギョッとすること言うし、
買い物行ったらいらんもんばっかり買うし、
新しいことなんか全然できないのに、
この明晰さよ!!!!

うお~~~~~!!!!!
今のうちに、もっと話を聞いておかねば!!!


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