
こないだプレゼントされたカップで、
朝晩、コーヒーを飲んでいるうちに
だんだん愛着がわいてきた。

恋愛の法則と愛用品の法則は似ている。
人も持ち物も、
それ自体の良し悪しが、
愛するに足るかどうかじゃない。
自分との関係性で愛が生まれ、
育てていくんだ。
小さなお店でステキなものと出会う。
それを家に連れて帰る。
…その段階は単なる一目ぼれ。
使ってみる。
四六時中、そればっかり使ってみる。
あれより、それより、これが一番!
…好きで好きでたまらない恋愛時代。
1年経ち、5年経ち、10年経ち…。
そればかり使っているわけじゃない。
古ぼけてきたし、欠けてるところもある。
でも、それがあることがとても幸せ。
他のものと比べる意味もなくなった。
そんな状態になったそれを「愛用品」と呼ぶ。
愛用品
は、出会うだけじゃ出会えない。
つきあいを深めたら深めるほど、
愛しさが増していく。
恋は出会い頭でも出来るけど、
愛するには、関係性を育てていくこと。
一緒だね。
いかに愛すべき人でも、
知らない人は愛せない。
ないものねだりすることがむなしい事も、
無くして初めて気づいても、もう遅い事も、
どこかに探しに行かなくても身の回りのものを愛せるし、
その事自体が幸せだという事も、同じ。
バカな私にそんな事を教えてくれるために
いろんなものや人が総動員してくれている。
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