『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

もう一回、最初からやってみよ

2021年07月27日 | フォルメン
昨日、「フォルメンを描く」を訳された
石川恒夫先生のフォルメンの講座に参加して、
改めて、フォルメンの意味付けや意義なんかを理解した。



この本、すごく詳しくて、
クレヨンでぐるぐるすることが
どういう体験になりうるのか、ということまで、
ひとつひとつ、書いてある。

図形を真似して描く罠に陥らず、
実際に一人でも描けるよう、動けるように、
あれこれ心構えなんかも書いてあって、
どう感じるか、自分で確かめつつ実習できる。

これを、1巻の最初から順番に、
一通りさら~っとやってみて、
2巻の途中の「惑星の封印」なんてことが出てきたあたりで、
「神秘学概論を読まなきゃな~」ってわかんなくなって、
そこから先は、日常的に、
テキストを見ないで自由にぐるぐる動いてた。

自分で描くことは、とても楽しいことだし、
いちいちの動きが、
自分にいろいろ教えてくれてたんだけど。

でも、講座を受けてみて、
「もう一度、最初から、ていねいにやってみたい」
と思った。
書かれていたことを、すっかり忘れていたから。

直線を動く、縦に、横に。
曲線を動く、円ができる。
交わる、結ぶ、ほどく、進む、戻る…。
それがどういう動きを表し、
それを描くことで自分がその時何を感じるか。

繊細に観察しながら、改めて
真面目にテキストを学んでみよう。

昨日、講座で出会った方が
「フォルメンをしていると自分を整えることになる」とか、
「一緒にやったら、相手の方が整っていくのがわかる」
とかおっしゃってた。その感覚、分かる。
これ、私にとっては、瞑想の一種。

以前いた会社で、
数字の報告とかを聞くだけの時間に、
よく、コピー用紙の裏にぐるぐるしてた。
長い会議の時には、名作が出来たりして(^^)。



でも、フォルメンは動きが大事なのであって、
「描く」じゃなくて「動く」もの。
動いて出来た軌跡(紙に残った動き跡)は
残像(シュプール)みたいなもんなんだって。
いわば「動きカス」(^^)。笑えるけど納得。

あーゆー時も、
ただ、無性にやりたくてやってたんだけど、
無意識に自分を整え、
自分の中のものを外に表現していたのかもしれないな。

仕事帰りにちょっと10分ほど身体動かして帰る感じの、
心バージョンの「心のヨガ」。
フォルメンってそんな役割も果たせるよね。

今から毎朝、100日くらいやってみて、
自分がどんな風に変わるのか、
どんな作用が起こり、何を感じるのか、
実際に試してみたいと思います。


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