『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

「料理好きなん?」と聞かれて

2022年04月08日 | 手足を使う日々

「料理、好きなん?」と聞かれて、
素直に「うん」と言えなかったのは、
凝ったものは作れないから。

料理は、確かに嫌いじゃないんだけど、
料理好きとか、それから連想される
料理上手とか、ステキな奥さんとか、
なんか、そういうキラキラしたアイコンは、
私には縁遠いねんな~。

食べるのも好きやけど、
グルメな方たちとも、
どっか関心がズレ気味なのね。
ハイ、自覚してます。

どこのお店が安くておいしいとかの
情報に敏感なわけでもないし、
凝った料理や、持ち寄りパーティとか、
そういうのが出来るわけでもない。

オーガニックとか無農薬とか発酵とか、
そういうのも、もちろん大好きだけど
凝りすぎるのも違和感があるというか、
何というか…。
相変わらず、いつもズレてる。

特別な日にいただく特別な料理とは違う、
普通の家で食べる、毎日の普通の料理。
素材を生かして、家族で食べる料理。
「命を地球に養ってもらう」
みたいな意識で料理するのが好きなの。

「好き」っていうか、う~ん、
普通に面倒だけど、
それでも、素材を生かして軽く火を通し、
ちょっとだけ味噌や醤油で味付けたら、
それだけで充分おいしい。

生きる力になってくれそうな、
そういう料理を作ってると嬉しい。

食材を作ってくれた
自然や人に想いを馳せ、感謝し、喜ぶ。
そんな気持ちで、
ごはんを作り、いただきたい。

そんなことを思うようになったのも、
父のおかげかなぁ?

父の趣味の家庭菜園では、
同じものがたくさん採れるから、
新鮮なうちに、いろんな食べ方を調べて、
たくさんいただきます。

たとえば、
1週間にレタス7玉とか。
大根5本とか、トマト30個とか(^^)。


今日だって、
段ボールに1箱分のほうれん草を
どーやっていただくか考えつつ、
とりあえず、全部洗いました。

この時期の青菜には、
はらぺこ青虫がついてないからいいわ(^^)。

明日から、このほうれん草、
「農家の〇〇」とか「無限〇〇」とかで検索して、
いろ~んな料理になって、家族を養ってくれます。

まぁ、青い野菜は大体、
茹でて、色と食感を整え
(人参とか、えのき茸とか入れる)、
ダシと醤油とごま油などで和えたら、
何でもおいしいんだけどね~(^^)。

その程度の手間で十分なのが、
家で食べる料理だと思います。

ちなみに今日の晩ごはんは、
厚揚げとかつお菜の煮物(一汁)
ほうれんそうと人参の和えもの(一菜)
桜の混ぜごはん、味噌汁。

ウチはいつも、野菜モリモリの
こういうごはんです。
肉や魚は週の半分くらいかな〜?

そーなんよね~。
料理人さんはプロだから別として、
家でごはんを作る普通の人は、
いちいち頑張らなくてもいいと思う。

だって、もともと野生の植物の中から
おいしいものを厳選したのが
「野菜」として今に伝わってるんだから、
そもそも野菜はおいしいのよ。

おいしくいただいた後は、
感謝を込めて
「ごちそうさまでした」
と手を合わせます。

ウチでは、いつからか、
作ってない人がお皿を洗うので、
自分が作った日は、そのまま
「ふー、おいしかったー」と、ごろ~ん(^^)。



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