『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

びわときゅうりと小テスト

2020年06月18日 | 中学生と育つ


1週間前にカラスと頭脳プレイをして
なんとか人間が勝利をおさめ、
無事に守り切ったびわ。

カラスとのびわ攻防戦の様子はこちら

今年は残念なことに
たった8個だけでしたが、
やっといい色に熟れて、
おいしくいただきました。

ふひひひ。

晴れた日の翌日を狙って採ったせいか、
数が少ない分、ひと粒が大きかったせいか、
半日冷やしてからいただいたせいか、
大事に食べようとしたせいか、
例年になくおいしい!!!!

種は砕いて牛乳に香りを付けて、
寒天と煮て杏仁豆腐にして、
これまたツルンといただきました。
ビワの種に毒性があるとかないとか言うけど、
毎年どーもないので、今年も普通にいただきました。

庭でもプランターでも鉢植えでも
スプラウトでも、ネギや豆苗の再生でも、
植物が近くにある暮らしって、
食べ物を「恵み」としてとらえられるから、
なんかすごーく幸せを感じる機会が多い。

お店だと「傷んでる」とか「高い・安い」とかが基準だけど、
育っていく過程を見ていたものは
何でもおいしいし、どんな形でも上等。

姿形が美しく、お利口さんなヨソの子より、
どんなに個性的でもウチの子がいいに決まってる!
と、野菜と子どもを並列に語る親…(^^;)。

野菜を育てている事は、
子どもの価値観にもいい影響があるような気がします。
何が本質で、何か本質でないのか、
野菜を見ていたら、直感的に学びやすい。

今朝の会話。

親「うわぁ、大きいキュウリやなぁ」
子「すごー! 売りものみたい!(←誉め言葉)」
親「いや、でもクルンって曲がってるから、お店なら半額にされるかも?」
子「キュウリはキュウリやん。半額とかあり得ん!」
親「だから農薬とか流行るんじゃないの?」
子「むしろ、それ、いらねぇ~!」

みたいな。

そうそう。そういえば、
学校で中間テストの代わりに小テストがあって、
ケアレスミスで減点されたらしいんだけど、それについても
「ゼロ書くの忘れてて間違えたけど、
考え方が合ってて良かった~!」とゆーていた。

そこ、喜ぶ所?? って思ったけど、確かに。
点数や人からの評価を基準にするんじゃなくて、
本質的なところを基準にしたら、
そこは喜ぶところでした。
だって、考え方わかってたんだもの(^^)。
そういう感覚っていいなぁ~、と思うのでした。

見た目の良しあしや点を取るテクニックは、
人から評価されるためには大事なポイントだけど、
自分が育っていくには、たぶんそんなに役立たない。

いや~、しかし、ただでさえコロナ休みで貴重な授業時間を、
小テストなんかに使ってないで、
それぞれの先生が、担当している学問の魅力を
めいっぱい子どもに伝えて欲しいなぁ~と思うのでした。

おもしろいと思ったら、
夜更かししてでも自分で勉強するでしょうよ。
私がそうだったように。
そして子どもが今、マンガを読みふけっているように。


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