『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

ワカモノの会話は風に乗って

2022年01月27日 | 考える日々
風に乗って聞こえてきた会話。
青年が二人。先輩と後輩。
しばらく海外で過ごしてきたらしい先輩の話を、
後輩は一応、感じ良く拝聴してる。

先輩は大学生。
日本のサラリーマンをバカにして批判している。
って、あんた働いたことないでしょーよ(^^;)?

「あっちでは、まず目標があって、
そのために働くから、仕事優先の人なんかいない」
「就職したって、休みを10日間くらい連続で取れる」
「日本は島国やから、人のことずっと気にしてて、おかしい」
「だから日本は自殺する人がこんなに多い」
「あっちはもっと合理的で」
「味噌汁が懐かしくなってきて」…などなど。

なんか、若いってこういう感じだよな〜。
自分のいた所から離れて外から見てみたら、
すごく新鮮に見えて、批判する。
反抗期の子どもが親を乗り越えていくみたいに。

でもさー、風に乗って聞こえてきた言葉は、
どうも鼻につく言葉が多くて、
唯一素直に聞けたのは「味噌汁が懐かしくなってきた」。
自分の感覚と直接結びついた言葉。

アリモノの言葉にのっかっていると、
どんなに理路整然と話していても、
既存の言葉のスピーカーになっているだけで、
聞いていても全然おもしろくない。

この先輩、せっかく海外に行ってきたのに、
コカコーラやハンバーガーがカッコイイ
アメリカはエライ、日本は田舎モン、みたいな、
占領軍が置いていった価値観のままじゃん(^^;)。

素直に「すごいすごい」って聞いている後輩に向かって、
「英語はいちおーペラペラ」とかゆーちゃってるし〜〜。
わはは、めっちゃ薄っぺらい。ペラペラ?
なんて、いじわる言っちゃったりして(^^)。

ワカモノよ、どうせなら
自分が所属している日本も愛してくれ。
国民性の欠点をあげつらったり、
政治家や実業家の文句言うのは簡単だけど、
いい国にしていくかどうかは、
今生きているみんなで取り組んでいくことだと思うぞ。

ガンバロウ、若人!
って、もはや、おばあちゃんモードです。


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