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『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

おかーさんは何のために生まれてきたん?

2012年06月17日 | 考える日々
私がこんな性質だから娘がヘンなのか、
ほかの幼児もそうなのか知らないけれど、
娘(5歳)は、時々、根源的な問いを発する。

「おかーさんは何のために生まれてきたん?」
と、聞かれた時はギョッとした。
そんな質問に、幼児向けの語彙で答えろってか??
しかし、おもしろいので、考えてみた。
幼児語で考えると、
答えも本質的にならざるを得ないので、なかなか楽しい。

かの、あんぱんまん大先生も歌っておられるではないか。
「何のために生まれて何をして生きるのか
わからないままなんて、そんなのはイヤだ!」って。
幼児は本質的なのである。

娘に聞かれた時は、
「自分ができることは喜んでしてあげて、
できないことは手伝ってもらって感謝して、
お友達と仲良くしながら、少しずつ成長していって、
自分もお友達もみんなで一緒に幸せになっていくため」
みたいなことを言った。

また別の問いで
「おかーさん、びんぼーってなに?」とも聞かれた。
う~ん、心の貧しさとか、物質的な貧しさとか、
アレコレあるよな~としばし考え、
その時にはうまく答えられなかったけど、後日ふとひらめいた。

「ほしいモノが外にあって、それを手に入れられない人」のことだ。
ほしいモノがお金で買えるものなら、その通りだし、
ほしいモノがモノじゃない場合は、チルチルミチルじゃないけど、
それが自分の中(または近く)にあることを知っていれば、
十分豊かだし、ただ掘り起こしてみたり、手を伸ばしさえすればいい。

などと、納得できる答えが見つかって、
「おお、そうだったのか!そうだそうだ、その通りだ!」
と自分でも結構「うむ、真理であるぞ!」と満足して伝えてみても、
娘はすでに違うことを考えていて
「ふぅ~ん」と言うだけなんだけどね。

しかし、どこから生まれて来るんだ、その問いは??

私は、まぁどっちかというと
内に目を向けてる方が充実してるんだけど、
外の世界でもそれなりに充実させようとしてるし、
内と外とも折り合わせようとしてるんだから、
そこも認識していて欲しいのであった。

さあ、アナタも幼児語で考えてみてください。
「子どもとオトナはどう違うの?」
「死ぬって、どういうこと?」(「しむ」って発音するのがカワイイ♪)
「お金って何?」
  :
  :
むむむぅ~。おもろい。


※後日、またややこしいことを聞かれました。
またもや難問

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