『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

突然パンが作りたくなった中学生。その訳は?

2021年08月17日 | 中学生と育つ
夏休みだというのに大したお出かけもせず、
塾では勉強、家ではダラダラと過ごす、
正しい受験生みたいになった中3の子どもが


オリンピックが終わった頃、突然
「パン作りたい」とのたまった。

酵母は急には起きません(^^;)。
ので、酵母的なものを買いに行ったんだけど、
イーストしかなかった。

「イーストか~。酵母がいいんだけどな」と思いつつ、
でも、子どもがいつもと違う事を言い出したからには、
そこには(自覚しているかどうかは別として)、
何か子どもに必要なものが含まれてるんだろうな。

…と思うから、イーストであろうが酵母であろうが、
とにかく「パンを作る」に必要なものを
アレコレを揃えて出しておいた。

イメージしてたより、
ずいぶんベタベタな生地だったけど、
それはそれとして。
成形して焼けば、膨らみが悪いなりに、
いちおーパンになった。

でも、やっぱし酵母がいいな。
次の日、目星をつけておいたスーパーに行けば
ビンゴ!! ありました~~♪
白神酵母~~!

すぐ飽きるかもしれないから、
小さなのをひと箱だけ買って帰った。
粉は耳学問で評判のいいリスドール。

で、またその日の夜も子どもが
「なーなー、パン作りたい~」と言う。
ビンゴ~!

イーストから酵母に変えると、
ずいぶんまとまりやすくなりました。
この生地を子どもがとことん、しかも
「パン作るの楽しい~」と言いながら捏ねてくれました。

私は、その横でポテサラやマヨ卵など、
「パンに入ってたらおいしいもの」をいくつか作り、
家族3人でそれぞれ、それをフィリングに、
自分用が2個ほど、他の2人に送るのを2個作ることに。

久しぶりの家族での共同作業です(^^)。


これは、パンを成形した後、
乾燥しすぎないように
朝まで各種タオルでくるんだもの。
アリもので工夫するのも地味に楽しい。

翌朝、大きくふかふかに膨らんだパンを
…というか全部くっついてひとつになったパンを焼いて
朝食にいただきます。
焼きたてほやほやはテンションが上がります♪

そして、なんでパンなんだろう?

第3七年期に入りかけた中学生としては、
自分の力で世の中を変えてみたい、
自分から外に働きかけてみたい、とか、
そういうことの現れかしら?

あれこれ思いつつ、打ち合わせの時に、
「子どもが、謎にパン作りブームで」という話をしていたら、
「きっと、身体使いたいんじゃないですか?」と。

そっか~~~、そっちか~~。
部活三昧の日々が終わって、
身体使わなさ過ぎてヘンな感じなんだろうな。

上手に持って行けば、
身体を使いながら家のことをいろいろ覚えられたのに、
タイミングを逃した。残念!

それにしても、なんで子どもは
「自分が今、バランスを取るために
パン作りが必要だ」、
ってことを知ってるんだろう?
相変わらずの不思議ちゃん。


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