子連れ共働き家庭の日常を聞きました。
子どもが保育園に通えなくなったけど、
都合よく頼れる親や親せきは近くにいない。
リモート環境はばっちりで、出社には及ばずなんだけど、
パソコンに向かって仕事をしていても、
親が家にいるなら遊んで欲しがるのは当たり前。
キーボードの上に座ったり、
ミーティング中にケガして大泣きして中断したり、
WEB会議中にフレームインして話題になったり、
「効率も何もあったもんじゃない」と、笑ってる。
そりゃそうだよね~。
昔、子どもが熱出したり何だかんだで
仕事持って帰っても、全然できなかったもの。
あれが、ずっと続いてるのか~。
そりゃ大変。仕事にならないよね??
社内のミーティングなら少しくらいの脱線は許されても、
お客さんとの打ち合わせだとそうもいかず、
自動的に、夫婦のどちらかが子守りをすることになり、
その分、自分の仕事が後回しになる。
結果、子どもが寝ている時間に、つまり、
早朝や、深夜、場合によっては明け方まで仕事をするから、
「今、ウチは不夜城みたいにずっと電気がついてて」って。
今夜はどのくらい眠れただろうか。
そんな状態なのに、定時が終わったら、
待ちかねた子どもを連れてお散歩に出かけ、
みっちり遊びに付き合いつつ、
隙を見て急ぎの仕事メールに返信し、
帰ったらご飯作って食べさせてお風呂入れて…。
誰かを責めたり、状況をグチったりすることなく、
「今、こんな状態でね~」って笑顔なんだよね。
そんな状態で
自分をゴキゲンに保てるあなたって、一体!!!
ヘレンケラーじゃないけど、
こういう状況で子どもの笑顔を守れる親って、
「奇跡の人」じゃないだろうか。
こういうあちこちの、別に目立たない「奇跡の人」が
日本中、世界中にいっぱいいて、
社会の秩序が保たれているんだろうな。
「明日の日本も大丈夫」。
そう思える。
感謝と尊敬でいっぱいです。
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