JUN ROAD Ⅲ ~ラテン系半島人~

アナタがかつて 描いた「その日」共にHuntしてまいりましょう !

泥と格闘 水に感謝

2020年07月13日 | 日記・エッセイ・コラム
人吉市内 2020/7/12 AM10時





球磨川氾濫当時 ワゴンの車体半分 水に浸かる




今回 僕が担当する T.Uさん宅



2メートルはある 浸水の跡が いまだ生々しい…



Tさんに まず 「今、何に一番困ってるの?」と伺う。
「通帳など貴重品が入れてある部屋のドアが開きなくって…」

ご本人に「破壊許可」を得た後、バールなど持参工具で粉砕していく
ドアは基本 ベニヤだったので 思った以上に はかどる


破壊成功



ゴミの搬出にて 大量のゴミ袋が 戸外にて山のよう
そこで 持参した重層をふりかけ 消臭の応急処置をほどこす


1日目の結果






僕が初日 玄関に着目
徹底して片づけた行動には 明解な根拠(理由)がある

①搬出路の確保
 言わずもがな。これからタンスや畳など、主だった重量物が、玄関から搬出
 される。各部屋の開き戸から、庭へ出る形の方が、ボランティアは楽。一方、
 庭の土面はぐっちゃぐちゃ。足場が極めて悪い。なので、玄関から搬出せざる
 を得ない。

⓶これから入るボランティア従事者の安全確保
 これから担ってくださるボランティアさんは老若男女。特に高齢の方も。
 となると、あがりかまちで泥に滑り、転倒するリスクがある。

 ボランティアは、絶対に怪我をしてはならない!
 毎回、「無事生還」を果たすこと。
 それが、ボランティアの最大のミッションと言って良い。

 その人はもちろん、ご本人(Tさん)も罪悪感を感じ、以降、ボランティアを
 する人も受ける人も消極的になるからである。

⓷先の見えない活動に「希望」を灯す
 御一人のお宅ですら一見、途方に暮れる片づけ作業。
 加えて、蒸し暑さ、蚊に刺されるリスクなど、困難を上げたらキリがない。

 でも、できないと思ってやらなかったら、もっと何もできない。

 じゃあどうすれば…?

 今後(僕の後)、入ってくださるボランティアさんが、現場に到着。
 Tさんの玄関先を一見した際、「きったねーまんまの玄関」と「まぁまぁ
 小奇麗になった玄関」とでは、どちらの士気が高くなるだろう?

 後者に決まっんじゃん (^^)/


今日はこれから 2日目の作業へ 赴いてきます
予算も日程もギリギリ…(-"-)
なので、今日が恐らく最後です…

フフフ😉 
でも僕は 下を向いちゃあ おらんでネ 😊 

まだまだ 策は あるのデス ! ✊

待て 次号 !  ♬ 💃 ♬



最後に…


 
水道の蛇口をひねる 水が出てくる
この当たり前のようなこと

実は「奇跡」かもって 思ってしまいまシタ

皆さん 節水してますか? 😉 



※ 人吉市の現況 ライブでお届けしたく 特急で記しました。
  僕のブログ 普段は あけっぴろげに 宣伝してません。

  でも今回 より多くの方々へ 人吉市はじめ 九州やその他
  日本各地で 水害と格闘している人が 
  「今まさに」 いらっしゃる
  それを より多くの皆さんに 知っていただきたい…

  それが僕の想いです。 

  よって拡散、どえりゃぁ大歓迎だがね!