岡山市北区大元《おおもとピアノサロン》のブログ

2010年6月OPEN★岡山市北区大元「おおもとピアノサロン」
ピアノ・フルート教室/レンタルサロン

温度や季節を感じる

2010年07月01日 00時00分00秒 | ブログ(ピアノ・生活・日々のこと何でも)

   
7月がスタートしましたね

一年の半分がすぎましたよ。

早いですね~。

 

 
さて今日は‘人は音楽によって温度や

季節を感じることができる’という
お話です

まずは有名なこの曲をお聞きください。


カミーユ・ピサロ & ベートーヴェン 「春」


ベート-ベンのヴァイオリン・ソナタ

第5番Fdur 春です。

 
これを聞いて(タイトルを知らなくても)

きっと、ほんわか暖かな感じが伝わって
きたことと思います
 

この曲を聞いて、薄暗ーく悲しい感じが

する人はいないと思うんですね。

 
つまり私たちは、音楽(聴覚)から

温度・季節を感じ取っているわけです

 

「春」を聞いて、気持ちも晴れやかに

なったことでしょう。

 

 
 
では次にこの作品を

Ravel:Jeux d'eau


ラベルの水の戯れです。

どうですか?キラキラとしぶきを

あげる水のイメージ、感じませんか?

温度は水ですから「ひんやり」ですよね。

 

スピード感・躍動感もありますから、

絶対に沼とか湖とか止まった水では

なくて、流れ(しぶきなど)が自然に

想像できると思います。

  

 


では、もう一曲だけ

Fuzjko Hemming ( フジコ ・ ヘミング ) - Debussy : Clair de lune 2009


ドビュッシーの月の光です。

どうでしょうか?

(この作品のタイトルを知らなくても)

のイメージをする人はあまり

いないのではないでしょうか。

 
静かな夜を感じませんか?都会の

にぎやかな夜でもありませんよね。

緑豊かな、自然のある風景が結びつく

ことでしょう涼しい感じもします。

いかがでしょうか

 

 

 
私たち人間には五感があって、

音楽を聞くだけで気持ちが晴々

したり、落ち着いたり、水や緑、

太陽、月、風、季節など、自然を

イメージすることができるんですね
 

音楽を聞かない人(仕事に、子育てに

忙しすぎる人が)増えているようですが、

たまには五感に響くような作品に

触れるのも良いかもしれませんね
 

 

 


それではまた

 

 

 

 


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