土屋龍一郎のブログ

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印度風カリーライス吉葉 元ぽえむ

2006-01-24 18:32:48 | これを喰わず
 東京は銀座の泰明小学校近くの小路を腹をすかせてうろうろしていたら「テレビで紹介されました」というキャッチコピーが目に入った。たくさんの飲食店が軒を連ねる中から、最近流行りのスープカリーの写真入り看板に惹かれて2階にあるその店へ飛び込んで食事をした。
 狭い階段を上ると共用トイレがある。4店舗ほどある店はスナックである。一番奥の吉葉も、この手の飲食店には珍しく中の見えない、厚手のドアだ。会員制のバーに良くあるやつだ。店でもらった名刺には「元ぽえむ」と書いてあるから、もとは会員制のバーだったのかもしれない。
 店内はご夫婦(とおもわれる)、愛想の良い女性とコック服のおやじだ。
 ビール大瓶と野菜カリー卵入りを頼む。痛風を気にしているとは思えない無茶なオーダーだ。
 カリーは辛い。本格的な香辛料を煮詰めた味だ。
 辛いけれどうまい。舌がびりびりと震えて、赤くフラッシュしているのを感じる。
 うまいけれど量が多い。後から来たほかの常連らしき客がご飯大盛りを頼んでいたが、普通盛りでも十分多い。
 量が多いけれど完食。ビールの炭酸が腹の中でうねって、カレーとくんずほぐれつ戦っているのがわかる。
 地方だと、こういった飛び込み客は珍しいので「どっから来たの?」とか会話があるものなのだが、さすが銀座。こちらが話を投げかけても全然のってこなかったので、食べ終わったらさっさと帰ってきました。
 また行ってみたいけれど、もう場所がわかりません。