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テキスタイルの美しさを残す フィンレンソン

2020-11-30 21:58:13 | ◇ アート

フィンランドの繊維メーカー「フィンレイソン」は、1820年フィンランド南西部 タンペレ市に綿花工場を設立した老舗企業です。

タンペレ市タンメルコスキ川沿いに広がるフィンレイソン社


⇒Finlayson

今年200周年を迎える記念事業として、フェリシモと共同主催でテキスタイルデザインのコンテストを実施ししました。
Finlayson×FELISSIMO DESIGN COMPETITION


⇒Felissimo

応募者の参加資格は日本かフィンランドに居住するデザイナーとなっています。
(国籍は問いません)

商品化のイメージ



応募は今年7月末で締め切られ、このたび一次選考通過作品9点が発表されました。


⇒FELISSIMO

テーマは" Beauty, that I would miss "「いつか失われるかもしれない、美しいもの」
これは、美しさを失ってはいけない、未来へ引き継いでいかなけばならないというメッセージが込められています。
そのため、デザインは自然や花が中心となっています。
失われる美しさの危機はやはり自然が一番の候補です。
他に、3は方言の言葉、6は日本の古くからの建築をモチーフにしたものです。

応募資格にあるように、デザイナーは日本かフィンランド在住
国籍は問いませんが、名前からこの9点の内5人が日本人だと思われます。
番号で、4、5、6,7,9のデザインです。
4は桜、6は家をモチーフにしているのがわかります。

テキスタイルは目的の用途によっても変わりますし、目的によらず生地そのもののデザインも成立しますから、無限の広がりがありますね。


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