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東寺のシミ許せない/住民らパトロール

2015-04-19 07:07:38 | 地域

 東寺のシミ許せない/住民らパトロール


 各地の寺社などで油のような液体がかけられた跡が見つかった事件を受け、南署は18日、被害が確認された世界遺産・東寺(南区)をパトロールした。


  地域住民でつくる「東寺の文化財をゲリラから守る地域連絡会」のメンバーら約20人も参加。被害のあった金堂(国宝)や灌頂院(かんじょういん)東門(重要文化財)など七つの建物を巡回し、シミの状況を確認した。


  境内では、同署員が扮(ふん)した不審者が2度現れ、声を掛けられて立ち去ると、署員が住民らに、「不審者は服装だけでなく、おかしな動きをする。声を掛けて不自然に立ち去る人がいれば、警察や寺に連絡を」と呼びかけた。


  同会の木村作也会長は「シミを実際に見て、やはり許せない気持ちになった。東寺を訪れた時には、不審な人物に注意し、できるだけ声を掛けるようにしたい」と表情を引き締めていた。



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