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津和野の移住推進住宅完成、子育て5世帯入居

2015-04-11 10:07:37 | 住まい・インテリア

 津和野の移住推進住宅完成、子育て5世帯入居


 


  • 完成した「つわの暮らし推進住宅」(津和野町で)

  •   子育て世代の移住を促すため、島根県津和野町が建設していた「つわの暮らし推進住宅」計5棟が完成し、入居が始まった。


      25年間住み続ければ、入居者に敷地ごと無償譲渡する条件で、町は2015年度も同町中川に3棟を整備する。


      同住宅は木造平屋の一戸建て(約95平方メートル)で、ほぼ高津川流域産材で建築。間取りや外観は入居者の希望を取り入れて、青原地区に3棟と左鐙地区に2棟を初めて建設した。


      小学生以下の子供を持つ世帯に限って入居者を公募したところ、北海道や九州などからも問い合わせがあり、地元住民も加わった審査委員会で地域活動に対する考えなどを聞いて、益田市や東京都、兵庫県からの移住希望者5世帯21人を選んだ。


      家賃は月額3万円で、町内の建設会社や設計事務所などでつくる特別目的会社が25年間は指定管理者として維持管理する。事業費は25年間の維持管理費を含めて1億5900万円。


      町は14年度からの5年間で、希望する地域に計25棟を整備する方針で、町つわの暮らし推進課は「子供のいる世帯が減っており、若い人が地域に入ることで活性化につながることを期待したい」としている。(熊谷暢聡)



引っ越し前に“100均”で買っておいてよかったと思う必需品ランキング

2015-03-26 19:06:35 | 住まい・インテリア

 引っ越し前に“100均”で買っておいてよかったと思う必需品ランキング


 

 引っ越し前に“100均”で買っておいてよかったと思う必需品ランキング


 新しい場所への引っ越しは、心も新たに前向きに頑張ろうという気持ちが湧いてくる方も多いと思いますが、しかし面倒な掃除や荷物整理がどうしてもついて回ります。一気に片付けてしまおうと意気込んでみたものの、足りない物や必要な物に気づいて、家の中を探したり買いに行ったりと、思うように進まず困った経験がある人は少なくないのではないでしょうか。そこで、引っ越し前に100均で買っておいて良かったと感じた物は何か、アンケートを実施しました。



 

 【質問】
 Q.引っ越し前に100均で買っておいてよかったと思うものは?
 
 【回答数】
 第1位・・・ゴミ袋:24.6%(74)
 第2位・・・ガムテープ:20%(60)
 第3位・・・掃除グッズ:16.3%(49)
 第4位・・・軍手:9%(27)
 第5位・・・油性ペン:7.6%(23)
 第6位・・・圧縮袋:5.3%(16)
 第7位・・・はさみ:3.3%(10)
 第8位・・・布団袋:3%(9)
 第9位・・・カッター:2.6%(8)
 第9位・・・雑巾: 2.6%(8)
 ※第11位以下は省略


 

 ■荷物整理に必須! ゴミ袋はいくらあっても困らない
 アンケートの結果、「ゴミ袋」が多い結果となりました。
 
 ・「これでもか、というほどいらないものがでてきたため。多くあって損はない」
 ・「引っ越しとなると、大掃除を兼ねて荷物をまとめるので思った以上にゴミが出る場合があり、多めにゴミ袋があると助かるため」
 ・「ごみは、たくさん出るし何かしら役に立つのでごみ袋を買ってよかったと思いますよ」
 ・「ゴミ袋は、いくらあっても足りないし、余っても困らない日常的に使うものだから」
 
 「ゴミ袋」と答えた方のコメントを見る限り、ゴミが予想以上に出ると感じている方が非常に多いようです。普段から整理整頓しようと思っていても、ついつい後回しになってしまうことから、引っ越しを機に不要な荷物の整理もしてしまおう、と考える方が多いのかもしれませんね。余ってもいろいろ使えるという意見も複数あり、ゴミ袋がその後の日常生活にも使える消耗品であることも関係しているようです。


 

 ■ガムテープ無しに梱包は始まらない!
 「ゴミ袋」に次いで「ガムテープ」の回答が多い結果となりました。
 
 ・「引っ越し屋さんにもガムテープ貰えるけれど、結構な量のガムテープを使うので自分でも買っておくと便利です」
 ・「引っ越しの準備で荷物を段ボールにまとめるのにたくさん使うし、引っ越してからも用途が多くあるから」
 ・「ガムテープは、ダンボールだけ用意して、ガムテープがなくて困った事があったので」
 ・「引っ越しは家族のみでやったのでそこそこ活躍してくれたのがテープでした。引き出しなどもとめられましたし」
 
 ダンボールの梱包に使用することもあり、ガムテープが引っ越しの代表的な必需品だと考えている方は多いようです。荷物が予想以上に増えてしまったり、あるいはガムテープが他に替えが効かないことも影響しているのかもしれません。また、引き出しを止めるなど、引っ越しに関するさまざまな用途に使えることや、ゴミ袋と同様、消耗品であることも理由の一つになっているようです。


 

 ■引っ越しに掃除はつきもの!掃除グッズ
 アンケートの結果、3番目に多い回答は「掃除グッズ」でした。
 
 ・「引っ越し前と後には必ず掃除がつきもの」
 ・「とりあえず掃除をしないと家具などが置けないので、掃除グッズは必要」
 ・「業者さんが帰ったあとに、わりとゴミが残っているんですよね」
 ・「引っ越し時はどうしても汚れるし、ゴミも出てしまうので、掃除グッズは必須です。特にフロアーモップは掃除機代わりになるので便利です」
 ・「何をするにも埃が出るので、さっと掃除できるものがあると便利」
 
 回答内容から、ほとんどの方が引っ越しの際は何はともあれ掃除、と考えているように見受けられました。引っ越し元での最後の仕上げや、引っ越し先での最初の作業など、掃除は引っ越しにつきものの作業でもあり、ある意味当然の回答なのかもしれませんね。特に引っ越し元では、掃除機などが既に荷物の中に入っている可能性も高いことから、「掃除グッズ」は重宝するようです。


 

 ■ケガや手荒れから手を守る!軍手も必須
 「掃除グッズ」に次いで「軍手」、「油性ペン」の順となりました。
 
 ・「荷物を運ぶのに、軍手したほうが、手が痛くならない」
 ・「重いものを運んだりするときに軍手をしていると、持ちやすいし、手荒れも抑えることができるから」
 ・「普段使わない物や、家具の移動時に手が汚れるので。ゴミも予想以上に出るので、軍手とごみ袋は必須です」
 ・「荷造りしたものの内容を書いておくと、引っ越し先で探す手間が省けて便利です」
 
 「軍手」の回答には、荷物運びに関する回答が多く見られ、汚れや手荒れ、ケガなどから手を保護したいという意識している方が少なくないほか、一般的なダンボールが紙製で滑りやすいことも原因のようです。
 
 「油性ペン」の回答からは、荷物に内容を書くためというコメントがほとんどでした。荷解きを効率的に行うためにも、どのダンボールに何が入っているのかを管理してくことが重要だと認識している方が多いようです。


 

 ■普段から整理整頓する心構えが大事?
 今回のアンケート結果から、「ゴミ袋」や「ガムテープ」などが、引っ越し前に買っておいて良かったと感じている人が多いことがわかりました。引っ越しと同時に荷物の整理をする家庭が多く、予想外にゴミが出てしまいがちなことや、これらが生活必需品の中でも頻繁に必要とされる消耗品であることが関係しているようです引っ越し作業を楽にするためには、普段から整理整頓しておくことが大切なのかもしれませんね。


 

 【アンケート対象】
 調査地域:全国
 調査対象:年齢不問・男女
 調査期間:2015年2月12日~2月26日
 有効回答数:300サンプル


 本記事は「マイナビ賃貸」から提供を受けております。
 著作権は提供各社に帰属します。



住まいと安全とお金 (19) 耐震リフォーム(2)–耐震リフォームにはどんな種類がある?

2015-03-24 16:10:36 | 住まい・インテリア

 住まいと安全とお金 (19) 耐震リフォーム(2)–耐震リフォームにはどんな種類がある?


 

 連載『住まいと安全とお金』では、一級建築士とファイナンシャルプランナーの資格を持つ佐藤章子氏が、これまでの豊富な経験を生かして、住宅とお金や、住宅と災害対策などをテーマに、さまざまな解説・アドバイスを行なっていきます。


地震に対処する3つの方法 ~電車のつり革の役割は免震? 制震? 耐震?~

 免震・制震・耐震構造の違いを説明する時は、いつも電車の車内の状況を使って説明しています。電車に乗っていて急発進や急停車した時に、つり革につかまっていた状態はどうなっているのでしょうか。体は大きく揺れますが、つり革につかまっている腕の力でそれ以上は倒れません。腕をグィッと引いて体を元に戻すでしょう。もしつり革が強力なバネでできていたら、体はバネの力で元の状態に揺れ戻されます。この腕が引き戻す力やバネの動きの仕組みが「制震」構造と言われるものです。


 一方、今回のテーマの「耐震」構造は自らの耐力を向上させて揺れに対応するもので、電車の車内であれば、座席や手摺に体を固定して、電車の揺れに備える場面をイメージしてみてください。ただ単に立っているより、遥かに電車の揺れに対して安全です。「免震」構造を説明するのは少し難しいですが、ローラースケート靴を履いた状態で電車に乗っていることをイメージしてみてください。揺れに対して体は滑っていきますが、ローラースケート靴と体が一体であれば 倒れることはありません。しかし車内をどこまでも滑っていってしまっては問題ですので、元の位置に戻す制震構造と組み合わせるのがベストです。


 住宅の地震に対応するリフォームは「耐震」が中心ですが、制震金具を取り付ける方法や、まれではありますが免震的な対処方法もあります。しかし地震に強くするためには、ただ単に金具で固定すればよいというものではなく、バランスが重要です。また組み合わせ方によっては逆効果になりうる場合もあり、どの方法を採用するかは個々のケースで判断する必要があります。


地震に対処する4つのポイント ~砂上の楼閣とならないためには~

 建物は地面に支えられています。地面が軟弱であれば、地上の建物がどれほど強くても意味がありません。地震の揺れで起きる液状化現象により、建物が傾いた事例は東日本大震災でも多く報告されています。また地盤だけでなく、地震が原因の火災や津波、堤防の決壊などによる洪水なども視野に入れておく必要があります。東日本大震災では、地震そのものでは無傷の建物が津波で流されている映像を目の辺りにしました。阪神淡路大震災でも多くの建物が二次災害の火災で延焼しました。


ポイント1:派生する二次災害への対処

 今回のテーマではありませんが、実際は直接的な建物の倒壊より、より多くの人命が失われるのが二次災害です。この点も頭に入れて地震対策を考えてください。ただし、移転したり耐火構造にしたりと、簡単に解決できるものではないケースがほとんどでしょう。何度も繰り返しますが、リスクはゼロにはできません。どれだけ少なくできるかだけです。考えすぎて対処が遅くなるよりは、当面建物だけの範囲の耐震化に特化することもリスクを少なくする上では大切です。


ポイント2:地盤は地震の際に建物を支えられるか

 地震がなくても、埋立地は地盤の沈下が置きやすい場所です。特に元の地形が斜面である場合は、斜面の低い部分の沈下の度合いが大きく、不同沈下を起こし、建物が傾く要因です。新築時に地盤の状況に見合った対策(杭・地盤改良・基礎の巾の拡大)を行っていない場合は、基礎や地業(※)の補強が重要課題です。


 (※ 地業とは、基礎を支える地盤面以下の部分のことを指します。地業工事とは基礎底の下に設置する割栗石、杭、地盤改良等の工事で、基礎を支える地盤面を強化したり、基礎をしっかり支えたりする役割を持ちます)


ポイント3:建物を堅固にするには

 前回紹介した『誰でもできるわが家の耐震診断』(国土交通省監修)の後半に、木造住宅の主な補強方法が解説されています。下記に基本的な考え方をまとめておきます。


ポイント4:家具や屋外の塀等の転倒防止対策

 阪神淡路大震災では建物だけでなく、家具の下敷きで多くの方が亡くなりました。家具や屋外工作物の対処方法は後日「耐震リフォーム(4)」で詳しくまとめてみる予定です。


地盤の強化 ~後からの工事では限られる耐震補強方法~

 地盤を強化する地業工事は本来建物が建つ前に行うものであり、様々な方法がありますが、建物が建っている状態での地盤の強化はかなり難しくなります。住宅に使用される地盤補強方法は次のようなものがあります。目的が耐震補強なのか、液状化対策なかで、適した工法が異なります。また軟弱地盤の深さ、地下水位や周囲の地形なども考慮に入れる必要があり、かなり難しい判断を必要とします。


 杭…固い地盤面まで杭を到達させて、その上に基礎を載せる方法です。価格は高めですが、確実な方法です。建物が建った後ではほぼ不可能です。


 地盤改良(1)…表層の軟弱地盤を強化する方法と、基礎の下をいくつも円筒状に掘削してセメントミルクなどを混ぜて、柱状に固める柱状改良があります。いずれも建物がある場合は難しくなります。


 地盤改良(2)…土に石灰や膨張性樹脂などを注入し、土の中で膨らませて建物の下の土の密度を高める方法です。建物が存在しても比較的容易に工事ができるのが特徴です。各社独自の方法があり、実績等を充分にチェックして判断ください。


 擁壁等の強化…道路や隣地と高低差がある場合は、土止めの擁壁があります。擁壁には鉄筋コンクリート造や加工された石材=間知石積みのものなどがあります。しかし違法なコンクリートブロック積みのものも少なくありません。擁壁の構造は建築基準法で定められていて、例えば鉄筋コンクリート造の場合、一定間隔で水抜き穴等が必要です。この水抜き穴のない違法のものも多く見られます。またコンクリート面が膨らんでいたら、中の鉄筋が錆びている可能性があり、擁壁としての性能が低下している可能性があります。


建物を強化する ~使い方を間違うと逆効果の耐震補強~

 阪神淡路大震災では多くの建物が倒壊しましたが、中には本来地震に強くするための筋交いが梁を押し上げて梁が柱から外れて破壊されたケースも見られました。筋交いの取り付け方、金物の取り付け方などで、逆効果の場合もあるのです。


 構造材の固定…基本は基礎・土台・柱・梁・屋根のそれぞれの連結部分を金具等で固定強化していきます。基礎と土台はアンカーボルトで固定されていますが、柱が土台から抜けてしまって倒壊につながった事例が多くありました。そのために最近は土台と柱を固定する金具を取り付けたり、直接基礎と柱を連結するホールダウン金物で柱を固定したりします。本来新築時に取り付けるものですが、耐震補強用の後付タイプもあります。


 壁の補強…耐力壁とは、通常の壁とは違って、所定の太さの筋交いが入っていたり、構造用合板で固められていたりする壁のことです。壁をそのような構造に補強するほか、壁そのものがなければ、壁を追加して補強します。どうしても外部への視界を維持したい場合は、強化ガラスなどで耐力壁を作った例も報告されています。


 屋根の軽量化…屋根が瓦葺きの場合は、屋根材を軽い素材のものに葺き替えると耐震性が向上します。公共の建物などは上層階を解体減築して耐震性を高めた事例もあります。


 (※写真画像は本文とは関係ありません)


<著者プロフィール>
 
 佐藤 章子
 
 一級建築士・ファイナンシャルプランナー(CFP(R)・一級FP技能士)。建設会社や住宅メーカーで設計・商品開発・不動産活用などに従事。2001年に住まいと暮らしのコンサルタント事務所を開業。技術面・経済面双方から住まいづくりをアドバイス。



家電・家具…不用品捨てずに売ろう

2015-03-24 09:17:24 | 住まい・インテリア

 家電・家具…不用品捨てずに売ろう


 

引っ越しと同時 オークション代行


 





  •   新年度の4月を控え、就職や転勤などで引っ越す人も多いだろう。


      引っ越しなどの際は不用になった家電や家具、衣類などを処分するいい機会。最近は不用品を廃棄せず、再使用(リユース)・再資源化(リサイクル)前提で買い取るサービスが登場している。


    粗大ゴミは費用必要


     

      一般に、家具や家電などの粗大ゴミは、自治体や業者に費用を払って廃棄しなければならない。また、冷蔵庫、テレビ、エアコン、洗濯機の家電4品目を廃棄する場合は、法律で販売店などにリサイクル料を払って回収してもらうことが義務づけられている。


      最近は、不用品を引っ越し時などに買い取ってくれるサービスが増えている。環境・資源保護意識の高まりとともに、費用なしで不用品を手軽に処分できる利便性が重宝されているようだ。業者も買い取った不用品をそのまま転売したり、部品を取り出して売却したりする。


    その場で査定


     

      リユース大手「トレジャー・ファクトリー」(東京都足立区)が2014年10月に始めたサービス「トレファク引越」は、引っ越し作業と不用品の買い取りを同時に行ってくれる。引っ越しの見積時にその場で不用品を査定し、買い取り金額を提示してくれる。現在は首都圏と大阪府、兵庫県、福岡県で実施している。


      ヤマトホールディングス傘下の引っ越し会社「ヤマトホームコンビニエンス」は、引っ越し時に家電や家具などを買い取ってくれる。ただし、転売を目的としているため家電(エアコンやパソコンなどを除く)は製造から6年以内、家具は購入から6年以内に限られる。


    個人情報知られずに


     


    • 「個人情報を相手に知られたくない」という人が多く訪れるという「ヤフOFF!渋谷店」

        引っ越し以外でも不用品を処分したい時もある。そんな時は、インターネットのオークションが便利だ。だが、氏名や住所、銀行口座など個人情報を買い手に知られることに不安を持つ人も多い。


        そこで、ネットオークション大手「ヤフオク!」は14年9月、古本販売チェーン大手「ブックオフ」と提携し、東京都渋谷区に店舗「ヤフOFF!渋谷店」を出店した。店頭に商品を持ち込めば、出品代行を請け負ってくれ、個人情報は買い手に知られない。手数料は落札金額の30%で、今後各地で展開していきたいという。


        片づけ術に詳しいエッセイストの金子由紀子さんは、「買い取ってくれるものは、主に家具、家電、衣類などだが、引き取ってくれないものや値段の付かないものもあるので注意が必要。必ずしも希望通りの金額になるとは限らないが、不用品が有効利用されるサービスなのでうまく使ってほしい」と話している。(秋田穣)



内装と調和するペット用品

2015-03-18 10:05:35 | 住まい・インテリア

 内装と調和するペット用品


 




  •   日々使う道具を選ぶ際、機能に加え、インテリアになじむかどうかを重視する人が増えている。


      同じように室内で犬や猫を飼う時、リビングに置かれるペット用品にも気を配りたい、と考えるのは自然なことだ。


      「pecolo(ペコロ)」は、インテリアとの調和を考えたペットグッズのブランドだ=写真=。室内用ペットハウスは、飼い主のサイドテーブルにもなる。フードスタンドもデザイン性が高い。


      色展開が豊富なのも特徴。インテリアに合う色が見つけやすいだけでなく、家具と同じ色をあつらえるなどカスタムオーダーも可能だ。ペットの名入れや、表面の仕上げも希望に応じる。


      塗装は、粉状にした塗料を鋼に吹き付け、焼いて塗膜を固める「粉体塗装」の手法を用いている。液体塗料の多くに含まれるシンナーなど刺激性のある成分は使っていない。


      製造元のファビタは、建築部材や信号機などの粉体塗装を専門とする会社から、消費者向けアイテムの企画や販売を行うため独立した企業だ。技術力は高い。


      強度もあり、耐食性や耐候性も備えている。ある程度の重さがあるので、ずれたり動いたりしにくい点もペット用品としては望ましい。ペットも飼い主も満足できる道具を選べば、ともに過ごす時間が、より充実したものになるだろう。


     (インテリアコーディネーター くろだあきこ)