国際

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片山委員長、遅刻で再び謝罪

2015-04-02 12:30:41 | 政治

 片山委員長、遅刻で再び謝罪


  参院外交防衛委員会の片山さつき委員長(自民党)は2日午前の同委員会で、自身が3月30日の同委理事懇談会に遅刻した問題について「二度とこういうことがないように注意していたが、間に合わなかった。悔しく、本当に申し訳ない」と涙ぐみながら謝罪した。片山氏は31日の理事懇でも謝罪している。


  委員会冒頭、片山氏は「審議を滞らせた責任を重く感じており、深くおわび申し上げる」と陳謝。民主党の小西洋之氏が「早口で読み上げているようだ。自身の言葉で謝罪してほしい」と批判した後、声を詰まらせながら重ねて謝った。



米国防長官、安保法制整備を評価

2015-03-27 12:40:09 | 政治

米国防長官、安保法制整備を評価 

  【ワシントン共同】自民党の高村正彦副総裁は26日午後(日本時間27日未明)、カーター米国防長官と訪問先のワシントンで会談した。カーター氏は集団的自衛権行使を可能とする日本側の安全保障法制整備の動きに関し「歴史的取り組みだ」と評価。双方は日米同盟を深化させていく方針を確認した。高村氏は会談後、6月24日までの今国会の会期を延長し、関連法案を成立させたいとの意向を記者団に表明した。


  会談でカーター氏は、安倍晋三首相が4月下旬に訪米し、オバマ大統領と会談することに関し「同盟の堅固さを世界にアピールする場にしなければならない。米側もしっかり協力する」とした。


 【共同通信】



首相の前で「帽子投げ」も…防大卒業式で訓示

2015-03-22 21:30:00 | 政治

 首相の前で「帽子投げ」も…防大卒業式で訓示


 安倍首相は22日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式で訓示し、集団的自衛権の限定行使を可能とすることなどを盛り込んだ安全保障関連法案の成立に向け改めて強い意欲を示した。


  首相は「戦後、わが国はひたすらに平和国家の道を歩んできた。しかし、それは平和国家という言葉を唱えるだけで実現したものではない」と述べた。自衛隊創設(1954年)や自衛隊の国連平和維持活動(PKO)への初参加(92年)などを挙げ、憲法の平和主義の理念に基づく「果敢な行動」と評価した。


  その上で、「『昨日までの平和』は『明日からの平和』を保障するものではなく、国際情勢は絶えず変転している。不戦の誓いを現実のものとするため、私たちも決然と行動しなくてはならない」として、グレーゾーンから集団的自衛権まで切れ目のない対応を可能とする法整備が必要だと強調した。


  この日は、卒業生が式の最後に、帽子を一斉に頭上へと投げる恒例の「帽子投げ」も首相がいる前で行われた。例年は首相の退席後に行われていた。


  今年度の卒業生は留学生を除き472人(女性45人)で、自衛官にならない任官拒否者は25人だった。



9条改正へ4段階論も=改憲全体15~20項目想定-自民・船田元氏インタビュー

2015-03-22 15:26:10 | 政治

 9条改正へ4段階論も=改憲全体15~20項目想定-自民・船田元氏インタビュー


  インタビューに答える自民党の船田元・憲法改正推進本部長=12日午後、東京・永田町の衆院第2議員会館

   自民党の船田元・憲法改正推進本部長は時事通信のインタビューに応じ、来年夏の参院選後の憲法改正発議を目指す一方、戦争放棄をうたった9条改正は後回しにし、実現可能な改憲案を順次提示する考えを示した。9条改正は「2回目以降で、3、4回目の可能性もある」とし、改憲4段階論にも言及した。発言要旨は次の通り。
  -憲法改正のスケジュールは。
  われわれの希望としては今通常国会中に1回目の憲法改正のテーマを深堀りして、どこをどう改正するか与野党で議論する。秋の臨時国会でテーマを三つか四つに絞り込みたい。来年の通常国会で憲法改正原案を提示し、来年夏の参院選後、秋の臨時国会で衆参両院それぞれ3分の2以上の賛成を得て、憲法改正を発議したい。
  -安倍晋三首相に説明した際、首相からは。
  首相は発議と国民投票について「常識的には参院選の後だね」と。(2月4日に)首相に会ったのは、憲法改正推進団体や自民党内に「9条改正を早くやれ」という声が多く、それは無理で参院選には間に合わないと確認したかったからだ。
  -改憲の優先項目は。
  環境権創設、武力攻撃や災害時の緊急事態、財政健全化の条項の3点。最高裁判所裁判官の報酬を減額できないとしている79条や、私学助成で問題となっている89条も検討対象だ。
  -最初に9条改正ではなく、各党合意が得やすい項目から取り組む理由は。
  まず9条は無理だろう。われわれはその前に「慣れる」ということが必要だと思っている。憲法改正発議も国民投票も初めてとなる。最初から世論を二分する難しい問題から取り組むのはリスキーな部分がある。仮に否決されると、本来改正できる項目もしばらくはできなくなる。憲法改正に賛同できる政党を増やすため、一定の時間も必要だと思う。
  -だから憲法改正は2段階で進めるのか。
  実際は4段階ぐらいある。4回ぐらい発議して順番にやっていかないと憲法改正は完成しない。憲法改正はいっぺんに全部できるものではない。1回の国民投票で賛否を問うのは3、4問。例えば投票所に行くと投票ブースが3カ所あり、1問ずつ投票用紙を渡されて賛成か反対かをマルで囲む。憲法改正項目の一覧表に賛否を書くわけではない。自民党の憲法改正草案は改正部分が100項目ぐらいあるが、全部は無理だ。幾つか選んで重要なものをまとめなければならないが、それでも(改正項目は)15~20にはなるだろう。
  -9条改正は2回目か。
  まだ分からない。
  -3回目、4回目となるかもしれないのか。
  その可能性もある。2回目に9条改正もあり得る。2回目以降に9条改正の可能性があるということだ。