鬼ディランド  

- KIDDY LAND -   おこい のオンプロ、映画、その他日々の雑感諸々・・・。

ゲド戦記

2006-07-30 12:50:00 | 映画
映画の事書くのも久々だなぁ。
映画自体はチョコチョコ観に行ってるんだけど、ここんとこあんまり書く気が
失せてたってのもありますが・・・・・。
今回は昨日観てきたやつを忘れないうちに。
「ゲド戦記」です。

スタジオジブリの最新作ですね。
多くのファンを抱えるプロダクションの作品だけあって公開前から結構な人気でしたね。
今回の監督は、あの御大の御子息の宮崎吾郎が初監督とあって尚更期待大・・・・って
感じでしたが・・・・・。


う~ん、正直御父上の数々の名作があるだけに今作の評価は厳しいだろうなぁ・・・ってのが
私の抱いた印象です。
私自身は好きですけどね、この作品。
初めての監督作としても悪くないとは思うのです・・・・が、他のジブリファンにとっては
ちょっぴり物足りない作品かもしれませんね。

物語りも所々説明不足というか、人物像の掘り下げが足りないというか、
今一歩足らないところがあったかなーって・・・・・。
特にアレンが何故影に悩むようになったのか、何故父親を刺したのか、
もう少し説明が欲しかったなぁって思ったりしました。
原作はル=グウィン原作のファンタジー小説で、今作は6巻ある中の3巻を
取り上げているようですが、原作を読まないと難しいかもしれないすね。
かくいう私も未見であります。

まぁでも、いいところもありますです。
映像の美しさとかは流石ジブリですね。
町並みの映像なんか見ると今更ながら実感します。
あーいうのは家でちんまりDVDするより、劇場で観たいすね。
また今回は配役もまずまずだったですしね。
特にクモ役の田中裕子が私は好きですね。
巧いですよねこの方。

また手嶌葵の歌う挿入歌もいいすねー。
作品に良く合っていると思います。


今作に付いて賛否両論色々あると思いますが
私は宮崎駿の世界観をキチンと引き継いだ作品だと思います。
今後経験を重ねて吾郎さんオリジナルの感性が更に加わるとどうなるのか・・・


次回作を観てみたい気がします。


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