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武道と舞踏

2013-02-19 10:32:07 | Weblog
歴女ではないけど、松山ケンイチさんや松田翔太様が好きだったのでNHKの「平家物語」も見てました。
視聴率低かったらしいけど、すごろく遊びを軸にそれぞれの人生を描いていたり、源氏と平家のポリシーの違いも次第に浮かび上がらせるしっかりした脚本だったと思うのですが・・・受けなかったのでしょうか・・・・? キビシイですね・・・。

今回の「八重の桜」も西島秀俊さんが好きなので(←男優さんによるらしい 笑)見てますが、立ち居振る舞いが丁寧に描かれています。
武道の稽古においての作法、宮中や城に参内する政治的な作法、日本人の立ち居振る舞いってこんなにキレイだったのかぁと・・・ほれぼれしています。

幕末から明治初期にかけてちょんまげ着物姿の侍が、ヨーロッパにおいて、「言葉があまり通じないにもかかわらず、何かしら高貴でクラス感を与え、敬意を持って扱われたのは、礼儀作用と立ち居振る舞いの優美さからであった」とか・・・。

最近公教育でダンスが必修化されたらしいですが、武道のほうが必要じゃないかなぁと思ったりします。

世界チャンピオンダンサーとスラム街の高校生との実話を描いた『レッスン』という映画の中にも、「いち早く獲物を倒せるハンターが、一番優美なダンサーだった」というような言葉もあります。
戦うという生死に関る行為からルールが生まれ、そのルールを守り、守っていることを明らかにするために経済化された動作が作法になると聞いたことがあります。

いじめや自殺の問題も、この命に関るルールを学ぶことができる武道のほうが、ダンスより効果的なのではないかなぁと思ったりするのですが・・・・。


私が習ってるラテンの先生は、さらにその先生から「日頃の行為がダンスにも反映される」と注意されたそうですが、これは「日頃使うものは、高価でなくてもいいから気に入ったものにしなさい。大事にしているものを扱つかうと、動作が丁寧になり優美になる」と家庭科の先生が言っていた事と共通するように思います。

私はダンスが大好きで今も習っていますが、国際交流に携わっていると、基本「マナー」の重要性を感じます。言葉で相手を理解する以前に、その人の立ち居振る舞いがレベルを決定づけてしまいます。

舞踏の原始のスタイルは武道だった・・・・?   妄想中


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