DNA

父は割りと機用である。

必要に迫られて小器用にオリジナルなものを開発して、特許申請までしちゃったことがある。


入院中も「こんなパジャマ作れんかな？　作って特許とろう」と図案を見せてくれたけど、
残念かな、すでに販売されてるよ、父ちゃん。


というわけで、私もそのＤＮＡを受け継いでいるのか、オープン腹巻作成しました。笑


副作用で下痢がひどかった父、腹を冷やさないようにと腹巻を買ってはみたものの、
心電図のワイヤーやら点滴のチューブやらを体にまきつけているので、どうも装着が面倒くさいらしい。


それで、　チューブ式で履くタイプの腹巻ではなく、マジックテープで固定する巻き付けしきの腹巻を制作。
材料は、使わなくなったパシュミナのストール。

トルコ旅行した時に、ある家族の方にお薬をあげたら、旅の終わりにお礼としていただいたもの。
私が手にしながら買うのをやめたのを見ていてくれたようで、その色のスト―ルをいただきました。
でも、使用中にうちのおぼっち万君が爪をたてて、いたるところに引っかかれたループができてしまい、
しばらく使ってなかったのですが、これで再活用。　きっとパシュミナさんも喜んでくれているはず。


ミシンで縁も刺繍して出来上がり。　父も「ええわい」と喜んでくれました。
父用に買った腹巻は、ただ今私が使用中。　　何も無駄にはしません。　これもＤＮＡ　笑