「ゴーヤーの日」にちなみ、1本58円の県産ゴーヤーを買い求める客でにぎわう店内=8日午前11時58分ごろ、糸満市のJAファーマーズマーケットいとまん・うまんちゅ市場
5(ゴ)と、8(ヤ)の語呂合わせで「ゴーヤーの日」の5月8日、県産ゴーヤーの消費拡大を目指すイベント(県農林水産物販売促進協議会主催)が糸満市のJAファーマーズマーケットいとまん・うまんちゅ市場で開かれ、浦崎唯昭副知事がゴーヤーの旬入りを宣言した。
会場ではゴーヤーが特売されたほか、ゴーヤーのジュースや天ぷら、サーターアンダギーなどの試食会などもあり、多くの買い物客でにぎわいを見せた。
今年のゴーヤー生産は当初、3月に夜間の低温が続いて栽培に影響が出ていたが、農家の頑張りもあって5月前半の生産は例年並みを見込んでいる。
県農林水産物販売促進協議会の大城勉会長(JAおきなわ理事長)は「待ちに待ったゴーヤーの季節がやってきた。ビタミンやミネラルが豊富な県産ゴーヤーの魅力を県内、全国に発信したい」と語った。
生産者を代表し、JAおきなわ糸満支店・蔬菜(そさい)生産部会の金城薫部会長は「今年は例年以上の出来だ。沖縄の豊富な太陽を浴びて育ったゴーヤーを食べてほしい」と呼び掛けた。
会場内では「いいゴーヤー」の語呂合わせで11時58分から、ゴーヤーが千本限定で通常の半額となる1本58円で販売され、多くの人が新鮮なゴーヤーを買い求めた。新垣ひとみさん(59)=糸満市=は「家族で天ぷらや、サラダ、あえ物にして食べる。4本買ったが、2日でなくなる」とうれしそうに話した。
県農林水産物販売促進協議会などは8日から「裏ゴーヤーの日」の8月5日にかけ、各種イベントを展開していく。【琉球新報電子版】
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