吉本新喜劇と沖縄文化を融合させた「おきなわ新喜劇」の第1回ツアー「Do You“シーミー”?」が3日の宮古島市を皮切りに始まっている。
プロデュースはガレッジセールのゴリ。「沖縄の人も観光客も笑いながら沖縄を学べる舞台」を目指した。子どもからお年寄りまで楽しめる新喜劇らしい作品に仕上げ、満席が続いている。10日の沖縄市公演を取材した。
シーミー中の川田家に、家を出た長男(粒マスタード安次嶺)が恋人(宮川たま子)を連れて帰ってくるというドタバタ喜劇。
ゴリは川田家の養豚場で働く県系ブラジル人のゴリデジャネイロを演じた。川田家の母(福田加奈子)がゴリに亀甲墓やウチカビなど沖縄の風習を教える。自虐的なネタもあったが、最後は温かな笑いに包まれた。
ゲストの具志堅用高は台本を覚えずやりたい放題だったが、そのおおらかさも沖縄らしい。
他の舞台で“怪演”してきた安次嶺がまじめな役に徹していたのは物足りなかった。
17日午後7時から石垣市民会館で県内最終公演。午後5時半から立ち見当日券を販売する。(伊佐尚記)
みなさんも機会がありましたら是非どうぞ。
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