パペット劇場ふらり旅 ~広島~

芝居好きの私がめぐり合った人形劇の魅力、たっぷりとお伝えします。

「帰ってきた山条一座!」(天辺塔ぷろでゅーす)

2008-04-28 | 演劇
試験が終わってホッとしてご褒美にこんな公演に足を運びました。

会場の南区民文化センターの大広間は紅白幕が張られ、長テーブルに座布団、温泉旅館の宴会場の雰囲気の客席作りです。
入場無料でおひねり制ということで、場内ではお茶菓子と祝儀袋の販売をしております。座布団席をきめて座ると早速、お茶のサービス。ポリポリとお菓子を食べながら開演を待ちます。

当日の演目は下のとおり。

【第一部】 

1.演歌桜
2.みちのくひとり旅
3.みちゆき ~ 人生街道
4.竜神

【第弐部】

お芝居「お江戸で銅鑼衛門」

【第参部】

1.お聞きください皆様よ
2.イヨマンテの夜(昼公演のみ)
3.雪の華
4.へっちゃらブギ
5.ふるさとまつり
6.都会の雀
7.曼珠沙華
8.座長個人舞踊
9.元禄花見踊り

演歌をバックに大衆演劇の役者名の天辺塔の役者さんたちが華麗に舞い踊って見せてくれる姿は雰囲気たっぷり。
過去に3回公演をしたそうでお客さんの方もすっかり慣れたもの。
ご贔屓の役者の舞台にはあちこちから御捻りが飛び、胸元にご祝儀袋を挟んで踊る役者さんの何とも誇らしげなこと。特に、帯にたくさんのご祝儀袋をつけながら平然と涼しい顔で踊った子役の山条ミントちゃん、カッコよかったなあ。
お札を貼り付けたレイや札束の形のご祝儀箱なんかを持参したお客さんもいて舞台はいやが上にも盛り上がります。
私がうっとりと眺めていたのは山条麒麟こと増元悦子さん。
涼やかな流し目がなんとも色っぽくて、粋な浴衣姿に惚れちゃいそう。先の芝居のときはう~んって感じだったけれどかなりファンになってしまった感じ。

普段は小劇場の芝居をしている役者さんたちのこんな遊びごころいっっぱいの公演を企画しちゃう主催者さんのサービス精神に脱帽。私はもうさっそく次回を楽しみにしちゃってます。今度は、しっかりと事前におひねりとご祝儀の準備をして観に行きたいな。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿